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ケニーギャレット&オーガストグリーン@Jazz à la Villette 2018

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8月30日~9月9日まで、パリのラヴィレットで、ジャズアラヴィレットというフェスティバルが開かれていました。その会期中に行ったコンサートの話を。 9月6日はケニーギャレット氏を聴くために、シテドラミュージックへ行きました。開場前から長蛇の列。会場はスタンディングで、一部バルコニー席に座席はありましたが埋まっている状態。さすが、さすがです。 前半はモーゼスボイドエクソダスという、ドラマーのモーゼスボイド率いるによるセッションバンド。かろやかで、かっちりとしたドラム。ジャズが根本にあることはしっかり感じるのですが、もうすでにジャズではないような、ロックや、クラブミュージックのようなかっこよさがありました。心地よいけれど、突き動かされて踊りたくなるような。 こういうサウンドは以前からのは好きだったのですが、なるほどUKジャズ全体がこういう方向に走っていたのか、なんて思いました。 前半のグループが超かっこよかった…! Moses Boyd Exodusというお名前なのだそう。初見です。帰ったらちゃんと調べてみます。 ベースの代わりにチューバがいて、たぶんエフェクター通してるのかな、ベースみたいにぷんぷん吹いてて超かっこいいのです! 来てよかった!わたしもチューバ吹きたい…! pic.twitter.com/YkMaVrBN6Y — オーノサエ🎷💮🐧🦊📷 (@sae_ono) 2018年9月6日 チューバのテオン・クロス氏にとても衝撃を受けました。ずっしりと思い音なのにキレがよくて、かっこいいのです。チューバでこんな演奏ができるなんて。 後半は、オーガストグリーン。こちらはヒップホップのグループ。DJが盛り上げて、MCで煽って、空気を作っていく感じ、初体験です。会場の音や空気感っが重要なのはクラシックだけじゃなかったということ、まさかこんな場所で感じさせられるとは…一体感って、こんなふうに作られるのですね。 Hier soir, il s’est vraiment passé quelque chose d’incroyable à @jazzalavillette . Ce n’était pas prévu, mais @Augustgreenebnd ( @robertglasper , @common ...

4月12日、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団を聴きに行きました。

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聴きにいきました!という件を、今日とて書いていくつもりです。でもやっぱり、単なる個人的な感想にすぎません。予めご了承ください。せっかく聴きに行っているので、いいレポができたらいいのですが…。 4月12日はシャンゼリゼ劇場へ、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団のパリ公演を聴きに行きました。 曲目は、ブラームス:ピアノ協奏曲第一番と、ベルリオーズ:幻想交響曲。指揮は、リオネル・ブランギエLionel Bringuierさん。 ブラームス、主調はニ短調ですが、長調に転調した時の多幸感すごいです。 ソリストは、イーゴル・レヴィットIgor Levitさん。音量がすごく大きい…!大きいけれど、小さい音量のときも小さいながら飛んでくる音で演奏されていて、よきです。4階席まできれいにきこえました。すてきなピアノでした。 ベルリオーズ、いい曲でした。知らなかったわけではないけれどそんなに覚えてるほど知っているわけでもなくて(つまりよく知らない)、生で聴くのは初めてかもしれません。 3楽章のコールアングレとバンダのオーボエがエコー的なやりとりをする部分、すごくぐっときました。楽章の終わりでお返事がなくなるところも。せつない。 アンコールなんだったか、聞き取れませんでした、知らない曲だったけど隣の席の人は知ってそうだったので有名な曲なのでしょう、無知はつらいな…。 この日お客さんがまちまちだったので、当日券でしたが運よく4階席の前のほうに座らせてもらいました。せっかくチューリッヒからはるばるやってきたオケなのだから、オケの特徴とかも感じ取れたらよかったのですが、そこまで自分の耳が良くなかった…。上手だった、上手なのはどこのオケもそうですよね…。もっと耳鍛えたて感性磨きたいです。

4月11日、パリ管弦楽団を聴きに

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演奏会に行きました、っていうのをいちいち書いても何にもなんねーよ、って話でもあるし、でもかつて実習のときに鑑賞の評価の長さは感想の文章の長さに比例していたなということを時々思い出し、とにかく聴いて感じたことを文字に起こすことは大切だと思う固定観念から離れられないので今日も書きます。インプットのためにアウトプットは必要とか、そういうのなんでも思いつくけれど実際全てこじつけで意味なんてないような気がします。 むしゃくしゃしているときは文章が長くなるのですがいまはむしゃくしゃしているんだなと気づきました。今日も相変わらずただの日記みたいな感想文なので、期待しないでください。あらかじめ。 パリ管弦楽団、場所はいつもの フィルハーモニー・ド・パリで。 プログラムは以下。 リゲティ:アトモスフェール ワーグナー:歌劇「ローエングリン」第一幕への前奏曲 シューマン:チェロ協奏曲(ソリスト キアン・ソルタニ氏) ベートーヴェン:交響曲第七番 指揮は、クリストフ・フォン・ドホナーニChristoph von Dohnányi氏。 冒頭からアトモスフェール、静寂と混沌を操っているみたいでかっこいいです。 予習のために(?)一度音源を聴いていったのですが、変化がとても繊細で、音源よりちゃんと演奏を生で聴くほうがおもしろいなと思いました。 ところどころ、オーケストラでこんな音が出るのかと、びっくりしました。 現代曲って打楽器が大活躍するイメージあるのですが、打楽器は特に特別なものを使っていないのに、聴いたことない音がたくさん聞こえます。すごい。 現代音楽を書く作曲家さんたちってみんな、もしかしてこういう聴いたことのない音を、もっと新しいものを求めて曲を書いているんじゃないかと思って勝手に納得してしまいました……なるほどな……。 あ、変わった打楽器ありましたね。ピアノ…。ピアノは打楽器。ピアノをブラシでこする、しかも二人係で…。 アトモスフェールから真を開けずに、ローエングリンの一幕への前奏曲を。まるで一つの曲かのように演奏していて、意外にもそれがとても馴染んでいて、とても素敵でした。 混沌の世界から秩序の世界へ、移り変わっていくような、そんな美しさがありました。 悪から良の変化というわけではなく、ただふたつの現象の対比として...

4月10日、ウィーンフィルを聴きに行きました。

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最近いろいろ聴きに行くので、すぐ記憶が上書きされてしまうし、忘れてしまうし、どうせ忘れるなら書き残しておこうと思うので、忘れないうちに簡単に、書いておきます。 シャンゼリゼ劇場へ、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団を聴きに行きました。暖かい音をたくさん浴びたような気がします。 プログラムは以下。 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 バルトーク:ピアノ協奏曲第2番 Sz95 ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3つの楽章(1947年版) 指揮はアンドレス・オロスコ=エストラーダAndrés Orozco-Estrada氏。ピアノソロは、イェフィム・ブロンフマンYefim Bronfman氏。二曲もコンチェルトを弾いてしまうの、すごい…! ベートーヴェン、力強くもあり、かろやかでもあり、きれいでした。 音がひとつひとつきらきらしていて。すてきでした。 バルトークのピアノ協奏曲、初めて聴きました。 明るくて、華やかでかっこいいです。 二楽章が近未来的な静けさと、体のもつ躍動感みたいなものを併せ持っている不思議な曲でした。よい曲です。 ペトルーシュカを生で聴くのは、多分初めてです。 こんなにもさっぱりすっきり、キャラクターを演じ分けることができるものなのかと…。 ところどころ皮肉っぽい、雑にも聴こえるところもあって、唐突にそれが切り替わっていくのが、すごいです。どんどん音楽に巻き込まれていきました。 冒頭から大活躍だったフルート、かっこよくもありお茶目でもあり、きれいでもあり、すてきでした。 アンコールはグリンカの序曲「ルスランとルドミュラ」でした。疾走感あるのに丁寧…。 こうも性格の違う曲を弾きこなすの、やっぱりすごいなあと思いました。 さすがに今日は最近聴いたシャンゼリゼ劇場での演奏会でもとくにお客さんが入っていました。(日本人のお客さんもたくさんいらっしゃったような) 楽章間での拍手もなく、自分の席も静かな席だったのでリラックスして聴けました…。よき時間でした。また聴きたいです。 追記(4月14日):日付を書き間違えていました。11日と書いていたのですが10日に直しました。

4月3日、パリ室内管弦楽団の演奏会に行きました。

シャンゼリゼ劇場で行われた、パリ室内管弦楽団の演奏会に行きました。 この記事は個人的な記録というか日記みたいなものなので、丁寧なレポはありません。あらかじめ! これ、前々から少し楽しみにしていた演奏会でした。 実は師匠の演奏会と被ってしまって、それでもチケットを買ってしまったからという理由でこれに来たという…。先生ごめんなさい。 3日はパリ室内管弦楽団の演奏会に行きました。ベートーヴェン:ピアノ協奏曲3番w/ファジル・サイ、サイ:チェロ協奏曲"Never give up"(初演)w/カミーユ・トマ、ハイドン:交響曲第86番 というプログラム。ベートーヴェンのカデンツァきれいでした、それ以外のアレンジはないのに全く違う曲に聴こえてすご pic.twitter.com/lOVchYVNDv — オーノサエ🎷 (@sae_ono) 2018年4月8日 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 サイ:チェロ協奏曲"Never give up"(初演) ハイドン:交響曲第86番 というプログラム。指揮はダグラス・ボイドDouglas Boyd氏。 ミーハーでお恥ずかしい限りですが、ファジル・サイ氏といえばジャズ風トルコ行進曲…の印象がすごく強かったです。でも、ベートーヴェンはそうではなく、全くジャズ路線に転じない演奏でした。それでもとても、個性を感じました。 カデンツァも静かで、終始きれいでした。そして、それ以外変えている部分はないのに、旋律の歌いかたや浮き立ち方が、これほどまで違うのかと。え、変えてないですよね…?と、自分の記憶を疑いました。 初演の新曲はチェロの協奏曲、奏者が際立つ演奏でした。すてきです。民族的なリズムや音色で、力強い世界が作られていて、かっこよかったです。 また聴いてみたいです。ひとまずのところはこの日の録音が聴けるようになるのを待ちます。 よかったのは、ハイドンもです! パリ室内管弦楽団は編成が小さめなので(室内管弦楽団なのだから、当然ではありますよね)コンパクトにまとまっていて。曲の動きや展開がしっかり見えるかのようでした。 この選曲も、なんだか時代を見渡している感じがしてよかったです。楽しいひとときでした…! (おまけ) この日はパリに旅行...

4月7日イルドフランス国立管弦楽団"Sporting Club"を聴きに行きました。

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気になる演奏会の日付と時間がかぶっていて、どちらに行くべきか、すごく悩んでいます。あなたならどちらにいきますか。 — オーノサエ🎷 (@sae_ono) 2018年3月31日 というわけで、この日どちらに行くか、ギリギリまで悩んでいました。 結局後者に行くことにしました。 イルドフランス国立管弦楽団を聴きに、アルフォールヴィルのLe POCまで。 ちなみに悩んでいたもう一つの演奏会はコロンヌ管弦楽団で、ラフマニノフの交響的舞曲をやるプログラムでした。そちらも聴きたかったのですよ、とても…。 この日は、"Sporting Club"と題して、スポーツに関する曲を集めたプログラム。 山本哲也:In the circle ドビュッシー:遊戯 オネゲル:交響的運動第2番「ラグビー」 クセナキス:レボンド B アキホ:ピンポン協奏曲「リコシェ」 一曲目、山本哲也さんのIn the circleという曲は、イルドフランス国立管弦楽団主催のコンクールでの受賞曲とのこと。コンクールの課題とされたテーマは「近代オリンピック」で、この曲もまたそのテーマに沿って書かれたもの。 しかし、特定のスポーツについて書かれた曲ではなく、そのためスポーツから連想するリズミカルな表現がほぼない…。遊びごころと静かなうつくしさがちりばめられた曲でした。 二曲目以降は、2人のコメディアンがおもしろおかしく、音楽とリズムの紹介をしていきます。 こういうの、自分の語力が弱くて全然理解できないのが悔しいのですが、説明をしながら観客をくすっと笑わせるの、すごいですよね。 三曲目のオネゲル、初めて聴きました。進行感があふれる曲。二曲目のドビュッシーの持つリズム感とは打って変わって、より明るく、華やかでかっこよかったです。 休憩中に、卓球台の登場です…。すごい見た目。 ピンポン協奏曲、これが聴いてみたかったのです。見た目の面白さに対して、曲調がとてもシリアスでした。緊張感がすごいです。でも、このギャップがまたシュールで面白くて…!笑いをこらえるのに必死でした。 ポンジスト(ピンポン選手)のお二方、リレーをするテンポ、バウンドする時間の間隔を、打つ強さだけでなく立ち位置でも調節するとか、すごいです。オーケストラとピンポンのリズム...

若い人向け、パリで演奏会のチケットを安く買う方法いろいろ

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突然ですが、パリにかかわらずどこの演奏会もだいたい学割とか若い人向けの割とかありますよね。なのでありがたく割引を使っています。 実際にいろいろチケットを買ってみて、いろいろあるなあ!と思ったので書き残しておこうと思います。わたしがこれを書いている今年度(2017/2018)の情報なので、参考になさる場合は時間の経過等もご留意ください。 もくじ  フィルハーモニードパリ Philharmonie de Paris パリ管弦楽団のページ Orchestre de Paris メゾンドララジオ Maison de la Radio France シャンゼリゼ劇場 Théâtre des Champs Elysées それぞれの見出しのなかで、どれも値段高いほうから安いほうに向かって順番に書いてあります。 1.フィルハーモニードパリ(28歳未満) Tarifs & Abonnements Jeunes -28 ans 当日券(Dernière minute) フィルハーモニードパリでは28歳未満が開演30分前に当日券が 10€~30€ の値段で買えます。値段の幅は、その公演によって変わります。席は選べないのと、どの席になってもこの値段です。 一等席が40€までの値段のときは、10€。 一等席が41€~70€のときは20€、 一等席が71€以上のときは30€。 ただしパリ管弦楽団の演奏会は値段関係なく10€で買えます(後述)。 開演ギリギリでも席が取れることはありますが、売り切れてしまうこともあります。余裕を持って早めにチケット売り場に行くのがおすすめ。 前売券(Place à l’unité ) 28歳未満用に 10€ で用意された前売り券があります。 こちらは席が選べる公演もあります。選べない公演もある。そして席に限りがあるので、行きたいと思ったらすぐチェックしてすぐ買うのがおすすめ。 こんな感じで、やっぱり28歳未満以外の席より売り切れるのが早いのです まとめ買い(Abonnement Jeunes) 1公演 8€ 、最低3公演からまとめ買いできます。フィルハーモニードパリで行われる聴きたい演奏会が複数ある場合はこれがおすすめ。ただし、シーズン外の演奏会は対象外です。 ち...

2月11日(日)フランス放送フィルを聴きに

今日はこちらに。エスケシュを取り上げたフェスティバルの最終日でした。オケはフランス放送フィル。 オルガンのコンチェルト、こわかったです。こわい。 これをちゃんと表現する語彙が欲しい。がんばろう pic.twitter.com/dR1JMN46rW — オーノサエ🎷 (@sae_ono) 2018年2月11日 感じたこと思ったことを全部文字で 書き表す自信がまったくないのですが、でもやっぱり書き残しておこうと思います。 エスケシュのコンチェルト、とてもこわかった。 と思うのは、曲そのものの緊迫感に加えて、わたしがオルガンという楽器をあまり知らないからか感じることなのかもしれません。ホール全体が楽器、みたいな大きなものを一人で操る、オーケストラを飲み込んでしまうくらいの音量や、音の分厚さで圧倒させられる。 他の楽器のコンチェルトのように、オーケストラの上にソリスト、という形だけではなく、オルガンの上にオーケストラが乗っているかのような、逆転した個所もあり。 先日 聴いた同じくエスケシュ氏によるオーケストラとオルガンのための曲より、オーケストラとオルガンの対立を感じる曲でした。 オーボエの重音とか微分音とかたまらくかっこよかったんですよね、クラリネットとのやりとりはどこもかしこも素敵だったんですよね、とかいろいろ思ったのですが、でもそれを言葉にして誰かに見えるところに出すことは自分がその部分しか注目できないことを晒すわけで、でも冷めないうちに書いておこう — オーノサエ🎷 (@sae_ono) 2018年2月11日 と思ったのは、ローラン・キュニオLaurent Cuniot氏による、オーボエおオーケストラのための「二重の天使L'ange double」こちらは初演。 ふと思ったのですが(遅い)、オーボエとクラリネットが少し音をずらしながら重ねているのは、どちらも天使の姿だったのかな、、本当に素敵だった。 オーボエの特殊奏法あんまり聴くことがないのだけど、かっこいいなと思いました。サックスは音量が大きいから映える…みたいなことを思っていたけれど、音量は関係ないな、と思いました。どう吹くかだな…。 いますごく思うのは、自分が触れたことない楽器は想像できないということ。 今回、前回もだけれど、弦楽器がとても小...

2月10日(土)アンサンブル・ヴァリアンスを聴きに行きました。

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昨日聴きに行ったのは、アンサンブルヴァリアンスでした。室内楽です。 会場がおそらくポップス向けのスタジオだったのですが、映像残して欲しいなと思うくらい演出もきれいでした。 (どの曲もとてもよくて、演奏についてなにか一言だけ言うのは難しい) 録音はFrance Musiqueで2月21日放送とのこと📻 pic.twitter.com/hrFgd0qnY9 — オーノサエ🎷 (@sae_ono) 2018年2月11日 メゾンドララジオに、アンサンブル・ヴァリアンスを聴きに行きました。 先生がせっかく演奏予定を上げていたので、聴きに行かねばならぬと思って、先生にこっそり内緒でチケットを予約して聴きに行きました。いや、先生に言えよ…って話なんですが。でも先生一曲しか吹かなかったです。挨拶もできなかった。 とてもよかったです。本当によかった。本当によかったのですが、なんか感想言うと自分の浅さが晒されるばかりではずかしいので、さらっと。これを書いているのも恥ずかしい。 チェロのソロを演奏したのはアンシ・カルツネンAnssi Karttunen氏。 ブノワ・メルニエBenoît Mernier氏の三つのプレリュード、すごいな、と思ったのは、旋律のキャラクターを奏法で自然に描き分ける曲であって、その曲の良さを存分に聴かせる演奏だったこと。 チェロっていろんなことができる楽器だな、まだ可能性に満ちているな、そう思わせられる奏者ってすごくかっこよくないですか。 フランソワ=ベルナール・マシュFrançois-Bernard Mâche氏の、フルートとピアノ、電子音のための「ソピアナ」という曲も、初めて聴きました。(いや、この日は初めて聞いた曲ばかりだったのですが) スピーカーから流れるのは鳥の鳴き声で、それをなぞるようにフルートとピアノを演奏する作品。フルートは鳥の鳴き声に近い音だけれど、ピアノはそうでもない。その滅多に音色が混ざらない重ね方が、たとえ特殊奏法を使っても音楽から離れずに音楽に繋ぎとめている。…ように思いました。 電子音楽と生楽器の演奏は、一定のリズムがある録音に生演奏が合わせる、という印象。この曲はリズムがはっきりと見えないので、難しいんだろうな、なんて思いながら。面白かったです。 現代曲を聴くときは静寂を大事にしながら...

2月9日(金)エスケシュ×ジョナサン・ストックハンマー&フランス放送フィル

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こちらの演奏会を聴きに。  La Barque solaire - Vendredi 09 Février 2018 - 20h00 Maison de la radio - Auditorium de Radio France ラジオフランスでは毎年2月に、現在進行形で活躍する作曲家を特集するフェスティバルが行われているとのこと。その今年の作曲家が、ティエリー・エスケシュ氏なのだそうです。 ティエリー・エスケシュ氏は作曲家でありオルガン奏者。彼の作品は室内楽からオーケストラまで、さまざまな分野に及びます。この日は同じく作曲家でありオルガン奏者であったメシアンの作品を一緒に楽しめるプログラムです。 演奏はフランス放送フィルで、指揮はジョナサン・ストックハンマー氏。 ティエリー・エスケシュ:オーケストラのための詩編 ジャン=フレデリク・ヌーブルジェ:ピアノ協奏曲。 ティエリー・エスケシュ:オルガンとオーケストラのための太陽の船 オリヴィエ・メシアン:クロノクロミー オーケストラのための詩編、出だしのフルートからとても幻想的でした。 現代曲のひとつの聴きどころとして、コントラストがあると思うのですが、この曲は精神的な対比が面白いと思いました。 精神的な対比は、静かな場面から唐突に激しい場面に切り替わることによって描かれたり、無調性感の中から突然現れる調性感によって作られたり。そういう対比によって、かんたんに感情を操られそうでした。静かな場所から突き落すような、救われない場所から救われる場所に連れて行くような。音楽が持つ宗教的な効果を余すことなく使った感じ、すごいです。 ヌーブルジェ氏のピアノ協奏曲、作曲者自身の独奏によって演奏されました。 出だしから何が起こっているんだ!と思わされるやつです。弦のハーモニクスとビブラフォンの弓奏法(?)で、キーン…という音をだしているのですが、それが、聴いていてとてもつめたい。こういう、体の感覚に直接作用する音を、あえて楽器で出して音楽に組み込む…とでもいうような、色々な効果がちりばめられた曲でした。 ビブラフォンの使い方がすごくて、ピアノとビブラフォンの合わせ方も、とてもかっこよかったです…。 休憩明けの「太陽の船」、こちらも作曲者のエスケシュ氏自身がオルガンを演奏。 最初...

11月29日は、パリ管弦楽団を聴きに。

出遅れて後半からしか聴けずでしたが、昨夜はパリ管弦楽団の演奏会へ。ショスタコーヴィチかっこよかったです。耳をすまさなければきこえないほどのpp、あざとい。 pic.twitter.com/IMPEmLtLma — オーノサエ🎷 (@biiibibi3jpn) November 30, 2017 パリ管弦楽団を聴きに行きました。 曲目は、シベリウスのヴァイオリン協奏曲、ショスタコーヴィチの協奏曲第7番《レニングラード》でした。 パリ管のTwitterで諏訪内晶子さんのリハーサルの動画を見かけて、「これは行かなければ!」と思ったのに、ちょっとぎりぎり間に合わなかったです。ざんねん。 #CONCERT Nous sommes heureux de retrouver notre précédent directeur musical @paavo_jarvi pour deux belles soirées symphoniques ! Akiko Suwanai y interprètera le Concerto pour violon de Sibelius sur son #Stradivarius "Dolphin"🎻 @philharmonie pic.twitter.com/oppw0gMF2j — Orchestre de Paris (@OrchestreParis) November 29, 2017 でも、そうして間に合わなかった人たちが、椅子をホワイエのスクリーン前に並べて鑑賞する風景は、なかなかなごやかでした。 バーカウンターで飲み物を買ったり水をもらったり、足組んでパンフレットを読んだり、みなさんまったりと、中に入れるのを待っていました。 この場に居合わせた人たち、スタッフさんも、お客さんも、いい意味でゆるかった。なんだか安心します。 ショスタコーヴィチの7番は、初めて聴きました。 これほど長いともう、モチーフがなんだとか、一度聞いただけではよくわからないかも(体調のせいで集中力もイマイチだったことも、余計に)。 でも、それぞれの場面場面で、はっとする音、音の掛け合いがあって。 その場その場を切り取っても楽しめて、それがすごいなあと。 ピッコロのソロがすごくす...

11月5日「Les Desaxes SuperSaxShow」に行きました。

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憧れの、念願の、デサクセLes Desaxesを聴きました。眠ろうと思っているのに興奮冷めやらず、ブログを書いています。とても楽しかったです、本当に楽しかった…!!とても楽しかったです……… 気持ちを元気に切り替えたいときや、足取りの重い日は、しょっちゅうデサクセの動画にお世話になっていました。 気持ちが楽しいほうに引っ張られていくのです。 会場は、ALHAMBRA Parisという小さな劇場。公演は1か月の間に19日も行われていたのですが、また見たい!!と思ってしまうことはわかっていたので、最終日に行きました。 わたしが買ったチケットは二等席だったのですが、会場の方が開演直前に、前のほうの席に移動させてくれました。だから前のほうで観れました。うれしいです。 デサクセのライブのみどころ。 CDでも、動画でも、本当にかっこいいんです、でも、ライブならではのところを挙げるなら…。 曲と曲の切り替え、移り変わりがすごくなめらかで、もう、さすがです。 冒頭から、四人ともオーディションに落とされ、テキーラを飲んで、どんどん酔っぱらって、いろいろな曲を演奏して、場面が切り替わっていって、でも全て夢だった…という、いわゆる夢オチで終わり、またオーディションの場面に戻ってくる。なんなんだ、一体。 そのはちゃめちゃな展開が、とてもなめらかです。 この酔っぱらってから夢オチまでの、最初のパートだけでも、何度もソプラノとアルトの持ち替えがあったのです。持ち替えがスムーズすぎます。 あれ?さっきまでソプラノ吹いてたのにアルト?あれアルト吹いてたのにソプラノ…?いつの間に…? これは四人の演技力だけではなく、演出や照明、それから後ろで流すオケの使い方の効果も大きいのだと思います。それにしても、どこもかしこも、抜かりないのです。笑いに集中できる意識の導き方ですよ、これは…。 表情と会話 今回の公演は「全ての言語に」とのことで、セリフがほとんどありませんでした。 冒頭に、オーディションの審査員役の人の声が流れていますが(英語)、デサクセの四人が具体的に話す言葉は、Yes!Next!Hello!など、かんたんなものばかりです。 でも、ストーリーがあり、そのセリフとして、サックスを吹いています。サックスで表現しています。 もちろん演技もありま...

10月19日はパリ管弦楽団を聴きに。

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パリ管弦楽団を聴きに行きました。なんておいしいプログラム。とてもよかった。 pic.twitter.com/Uyd34ga4Uc — Sae ONO (@biiibibi3jpn) 2017年10月19日 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 シュミット:組曲「サロメの悲劇」 プロコフィエフ:組曲「ロメオとジュリエット」Op.64TER ラヴェル:ボレロ …というプログラムだったので、急きょ授業をさぼって聴きに行くことにしました。 大学生の頃ここに一度来た以来のパリ管です。留学し始めてからは初めて。二年目なのに! 不勉強なのでサックスのソリストさんがどなたかわからなかったです。あわよくば書いておいてほしい情報。 後半、ロメオとジュリエットからボレロへ、余韻すら待たずに曲が切り替わっていったのですが、それがもう、たまらなくすてきでした。 曲中でも咳をしている人が多かったのですが、ロメオとジュリエットが終わるころには誰も咳なんてできなかったし、ボレロのスネアが聞こえ始めた瞬間からスネアの音しか聞こえなかった。 すごい。こういうの、大好きなんですよ。音を発しない人も音楽を作っているかのような、空間や時間が。

9月23日「Concert Piano & Saxo Delphine Armand Christian Wirth」

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9月23日は、リラダンL'isle-Adameの教会で行われた、クリスチャンヴィルトゥChristian Wirthさんの演奏会へ。 パリの北駅からH線で1時間ほどの場所です。小さなきれいな街でした。ここのところ写真を撮ろうと思っているのに、着いたころには真っ暗で撮れなかった。 全曲編曲もののプログラムでした。とてもよかった… 編曲ものにありがちな、音域的に無理をしていると思わせられることが、全くない。 フラジオを力強く鳴らすことも、繊細に扱うこともできて、どちらも使い分けられるというのが本当にすごい。 ギャップの講習会での個人レッスンで、リズムの取り方について特にアドバイスを受けたので、そういうことも、意識しながら聴いて(ジロジロ見て?)しまった。体からリズムが生まれているんですよね。 ピアノは、デルフィンアルマンDelphine Armandさん。私の通う音楽院で伴奏ピアニストをされていて、今回は彼女から聴きにおいでと声を掛けていただいたのでした。殆どサックスが原曲の伴奏しか聴いたことがなくて、それがかっこよくて、憧れなのです。でも、今回そうじゃない曲を聴いて、とてもきれいだった…。 現代がかっこよく弾ける人は古典も強い…と最近思っていたけれど、それが自分のなかでどんどん決定的なものになっていきます。わたしもがんばります。   会場で友達とばったり会いました。基本ひとりぼっちで演奏会に出向くので、こうやってばったり会うのが楽しい。演奏会の内容を話しているときも、無難な感想しか言えなかったのですが、やっぱり文章にしようとしても同じでした。きちんと言語化していきたい。

9月1日は「音楽現在進行形」に行きました。

ちょっと前のことですが、9月1日は中川文化小劇場で行われた「音楽現在進行形」という演奏会へ。作曲家の中安一秀さんが主催する、名古屋近辺で活躍している作曲家の作品に生で触れられるイベントです。 夏といったら、フェス! ということで企画しました、「ナゴヤ作曲フェス」9月1日(金)~2日(土)開催します!詳しくはチラシ画像にて‥ 9月2日(土)2日目は名古屋の現代音楽集団、「クラコ座」の公演が13:30~同じ場所であります! pic.twitter.com/gc4Axpp19j — 中安一秀 (@po20302) 2017年8月16日 諸々の事情で1部と2部しか聞けていないので、自分にとって主にもともと知っている人の曲を聴いたりしていた感じです。新しい出会いというような趣旨には乗り切れていないのですが、とても楽しかった。 今日はその感想などを書いていきます。 第一部、中安さんと、邦楽ユニットFUTABAさんの企画では、演奏に反応する映像を使ったり、視覚でも楽しめる音楽を。 中安さんの新曲「門-GATE-」は、今回の会場である中川文化小劇場の近くにある荒子観音寺での取材を重ねながら作曲されたそうで、歌詞、映像、曲それぞれが新作です。ただ、ホールの反響が合わず歌も邦楽器も混ざらなかったのが残念で、いいバランスでまた聴きたいです。 グロスベックギャレットGarrett GROSBECKさんの新曲「Then,」がすてきでした。尺八、箏、チェロのトリオで、それぞれの音が主張しながらうまく溶け合っていて、わくわくしました。 コンサート終わりました!ご来場頂いた方ありがとうございました。今回は、僕の作曲の教え子に、作曲の師匠と県芸時代からお世話になってる先生方、学生時代からの友人、職場の同僚の先生と本当に色々な方と関わらせてもらったコンサートで、こんなメンバーはもうないかも。ありがとうございました! pic.twitter.com/RLwW3kACQL — 石川泰昭 (@ya_ishikawa) 2017年9月1日 第二部は、大学時代に授業でお世話になっていた、石川泰昭先生の音楽から。 すごい青色だった。空気に音で青色塗ったみたいな時間だった、夢みたいだった、 先生の音楽を聴くのが久しぶりだったのですが、それを抜きにしてもどことな...

8月19日は水野修平ビッグバンドを聴きにいきました。

昨日お会いした大学の後輩さん(といっても深いかかわりもないので、そう呼ぶことが正しいのかはわからない)から、「修平さんのInstagramに載ってましたね」と言われて、それを見せてもらった。そういえば写真撮ってたなあ。 そう、もう先週のことですが、8月19日は水野修平Bigbandのライブを聴きに、名古屋は金山のMr.Kenny'sに行きました。 水野修平さんのオリジナル曲を演奏するビッグバンドで、年齢や活動ジャンルもさまざまなメンバーが集まり、名古屋を中心に活動されています。 わたしも去年、結成直後に少しだけ参加させていただいていました。 わたしの渡仏前の最後の本番がこのバンドのライブで、音を浴びるのはそれ以来。 私が参加していた当初より、サックス4管体制から5管体制になったり、新曲が増えたりと直接変わった部分はあります。そういう違いはありますが、バンドの内側から聴くときと外側から聴くときはやっぱり違って、新鮮です。   メンバーさんたちも音楽への寄せかたを模索しているようで、わくわくします。私も頑張ろうと思いました。ただ、小さめのライブハウスなので、ビッグバンドだと必然的に音量の攻撃みたいになってしまいますね。せっかく音の重ね方がおもしろいのに、ごちゃごちゃしてしまってざんねん。 修平さんも組曲を書いたり、新しい在りかたを探しているように見えました(自分が初めて聞いただけで新しくはないのかな)。ビッグバンドの曲だったら一曲の中でいくらでも変化をつけることができるのに、あえて性格の違う曲を3曲繋げることで表現するという、こういうのもありなんだなあと思いました。 修平さんは、圧倒的にアレンジの引き出しが多くて、全然敵いません。緻密な組み立て方、聴いていて思わずニヤッとしてしまういじわるな書き方や、気持ち良い響きは、新曲が増えてもアレンジが変わっても健在です。 ビッグバンドが持つ魅力は迫力だけではなく、室内楽的なアンサンブルの面白さが確かにあることを見せつけられているかのようで、何度もはっとさせられます。 *** 修平さんがわたしの写真を載せてくださったこと、うれしいような何とも言えないような不思議な気持ちなのですが、ただ埋め込みタグの機能を使ってみたいがためにその写真を勝手に貼りますね。そのためにこの記事を書いたとい...