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Amberで、金木犀のソーダフロートとティラミスを味わう

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 JR大曽根駅南口にあるカフェ、Amberさんに伺いました。オープン当初から何人もの友人がここに行っていたので気になっていて、ようやく伺うことができました。 実はつい最近、偶然店主さんと他の場所でお会いしまして。これはすぐに行くしかない!と思い、伺った次第です。 お店の建物は、ひっそりとした佇まいです。明るい外壁なので昼間はわかりやすいけど、夜だと気付かず通り過ぎてしまいそうなくらい、ひっそりとしています。 正面の入り口からはとても小さく見えますが、店内は二階にも席があって広々としています。1階はカウンター席のみで、2階にはソファー席も。どちらも薄暗くてしっとりとしていて、ほんのりアンビエントな雰囲気の音楽が流れていました。 ひとりで来て、ゆっくり本を読むなどして時間を過ごしたくなるような、いい雰囲気の空間です。わたしが訪問したのは平日19時過ぎでしたが、店内にはみた感じそういう、ひとりでゆっくり過ごしているお客さんが何人もいました。わかる…! ティラミスと 金木犀のソーダフロートをいただきました。くたくたの体にしみわたる甘味。ティラミスは苦味とのバランスが絶妙で、あっという間に食べ切ってしまった……! キンモクセイのソーダフロートは甘すぎず、香りも強すぎず、まるでティーソーダかのようなふんわりと優しい味わいでした。といってもアイスなので甘い。かき混ぜるとアイスが溶けて、炭酸が泡立ち、色も味も少しずつ変わっていくので、こちらは時間をかけてゆっくり楽しめました。 Amberさんは、自家焙煎のコーヒーのお店です。コーヒーはオリジナルブレンドのほかにストレート数種類からも選ぶことができて、コーヒーをしっかり楽しみたい方にもおすすめです。(わたしはコーヒーを控えているので飲みませんでした…!飲んでみたい!) デカフェもありました!コーヒー以外の飲み物も甘いもの中心に揃っているので、コーヒーが飲めない人にも安心して行ってほしいです。 営業日は不定休なので、事前に営業カレンダーを確認してから訪問することをおすすめします。このあたりで自分がよく行くお店、なぜか水曜定休が多いので、水曜でも開けていることの多い喫茶店は、個人的にはとてもありがたいです。 Googleマップにはこのお店がAmberとして営業する前のお店、「caffe Quadrifoglio」さんだった頃のクチ...

東海市「ダイナマイト」でうまいもん食いながらライブ聴く

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愛知県東海市にある、ダイナマイトというライブハウスに行ってきました。名鉄河和線 八幡新田駅から歩いて5分ほどの場所にあります。 大きな看板やサインなどがないのでわかりづらいですが、ライブをやっている日は車で来られる方も多いので、そのおかげで見つけやすくなるかもしれません。 建物に近づくとようやく、ダイナマイトの文字が! お店に入ると異空間。ハンガーラックに並んだ服だらけのフロアを通り抜けて、メインフロアに出てきます。ライブハウスでありながらレトロアメリカンなダイナーでもあるので、インテリアや照明など雰囲気が本当によい。 お店の内装やインテリアのほかに、自分の思うライブハウスのイメージとはちょっと違うと思ったのは、MCです。お店の方が開演時間案内のMCなどを入れていて、それによってフレンドリーな空気が作られていました。こんな場所で演奏できたら楽しそうだ…! クチコミでごはんが美味しいという情報を得ていたので、絶対に!絶対に食事をしようと決めていました。 食事とドリンクは先払い、ドリンクカウンターで注文して、支払ったらドリンクだけ受け取り、席で待つスタイルです。ライブチャージは現金ですが、食事の支払いはカードもOKでした。ライブハウスでは現金のみの場所が多いのでありがたいですね。 ハンバーガー系のものを頼むか迷いながら、選んだのは季節限定の「ダイナマイト冷麺」。麺が長くて、ぜんぜん切れない!ほぐされたチャーシューがしっかり香ばしくて、これはもしかして自家製なのかもしれません。キムチの酸味とスープがよく合いました。美味しかった…! 今回のライブは、地元で活動されているビートルズコピーバンド 「チョーケトルズ」 さんと、洋楽ロックの直訳で一世を風靡したソロアーティストの 「王様」 2組の対バンでした。このために来た! チョーケトルズ さん、重厚なサウンドと、コーラス、心地よく打たれるリズム、めちゃ楽しかった…!演奏とともにアットホームなMCで、会場があたたかな笑いに包まれました。 王様 はMCでも笑いが沸き起こり、会場中が大盛り上がり。王様ひとりと、打ち込み音源を入れたMDプレイヤーでの演奏でしたが、打ち込みによる物足りなさを感じさせないくらいの、パワフルなギターと歌で圧倒されました。 (薬物スキャンダルを揶揄したりなど、ちょっとセンシティブな内容のMCもありましたが…、そ...

今池まつりのワルンプアンで、蚕を食べる

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 昨日はフキアゲイチバというマルシェイベントに寄ったあと、そこで鉢合わせた友達と一緒に、今池まつり(いきいき今池お祭りweek)に立ち寄りました。お祭りのエリアになっている場所、今池の商店街をみんなであちこち回って歩きまして、その手始め(?)に、ちょっと1杯引っ掛けようということで。 ワルンプアン というタイ料理のお店が、お店の軒先で、ビールやおつまみを売っていたので、そこでこんなものを買いました。蚕の唐揚げ! ベトナム産の蚕の唐揚げとのこと。蛹の状態の蚕がカラっと揚げてあって、シンプルに塩で味付けがしてありました。唐揚げという名前でしたが、衣などは付いておらず、ほとんど素揚げです。 ノンアルビールといっしょにいただきます。(写真に写っているたこさんウインナーは、友達からもらいました) これを先に注文して食べていた友達は「虫らしさもあり、ナッツやそら豆のような味もする」と言っていたけれど、本当にその表現の通り。食感は外側がサクサクで、中身はしっとりとしています。噛むと蛹の外側の部分が潰れて、内側の中身が出てくる。ドロドロとした液体状のものではなく、ちょっと固めで、食感もそら豆っぽい…。 (以前、コロッケの食感が美味しく感じるのは、人間が昆虫色をしていたときの感覚の名残りでは?と言う書き込みを見たときに、なるほどなぁと思っていたんですが、、これから昆虫を食べるたびにそれを思い出してしまうのか。。笑) 外側は味付けで使われている塩の味がするので、それほど強い印象はありません。内側のしっとりしている部分は、確かにそら豆とかナッツ系・豆系を思わせるまろやかな味がします。といっても完全に豆を食べているときの感覚とではなく、虫らしさというか、生き物を食べている感じはしっかりあります。 桑の葉を食べたことがないからわからないけど、これはが食べている桑の葉の味がそのまま出ているのではないか?と思いました。これについては、また日を改めていつか調べてみたいと思います。 ベトナムでは蚕の蛹を一般的に食べているんだそうで、タケノコなどの食材を合わせたり色々な食べ方があるみたいです。タイでもよく食べられているんだそうで…! タイでは素揚げで食べることが多く、この食べ方はタイ寄りですね。 今回この、カイコの唐揚げを出していたワルンプアンさんは、タイ料理を中心としたアジア料理のお店なんだ...

1週間の振り返り日記9月1日~9月7日

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以前、一週間の日記を書いていたのを思い出しました。また書いてみようと思って、9月第1週のものを書きました。 一週間の日記を書くというアイデアは、はあちゅうさんという文筆家の方の影響でした。思うところあり今ではSNSなどで彼女の発信を追うのは辞めてしまいましたが、はあちゅうさんから得た見解は、今でもヒントになることが多くあります。 ここ数日どこか余裕がなく、ブログにも何を書くか迷っていたけど、書いてみると色々なことがありました。ここに書いたことを基にしてまた書いて、あとで編集してリンクでも張っていこうと思います。

ブラジリアンデー愛知2025 ブラジルのスナック「パステル」「コシーニャ」を食べる

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 豊田スタジアムで開催された、ブラジリアンデー愛知2025に行ってきました。 愛知県は、日本で1番ブラジル人が多い県なんだそうです。そして豊田市は在住外国人のうち8割超がブラジル人という街でもあります。長い年月をかけて、共生を模索してきた歴史があります。 この「ブラジリアンデー」は、日本各地で行われている人気のイベントで、愛知県は今年初上陸!なのに、日本人のコミュニティーにはあまり知られていないようでした。というのも、そもそものイベントのターゲットが、日本人ではなくブラジル人に寄っているというか…! 実際、出展している企業や飲食ブースでも、ブラジルの公用語であるポルトガル語がまず先に書かれていることが多かったです。 *1 個人的には、そういうイベントこそ!本格料理が食べられるチャンス…!?と思ってワクワクします。せっかくなので食べたことのないブラジルの料理が食べたいと思い、飲食ブースやキッチンカーを見ていろいろ探し回りました。 見てまわると、やはりシュラスコ(ブラジル式のバーベキュー)のお店が多数!シュラスコもおいしいし、カイピリーニャもおいしいけど…!? しつこく見て回っていたら、ありました、自分の知らない食べ物! パステルPastel わたしが見つけたのは、「パステル」という、パイ生地を揚げたスナックです。どこのお店でもサイドメニュー的な書き方をしてありました。 片手で食べられるので、こういうイベントにはピッタリですね…!と思っていたら、もともと屋台で売られていたものなんだそうで。そりゃピッタリだ 最初に頼んだパステルは、地元愛知県を拠点に、ブラジルの軽食の移動販売をされている ブラジリアン・ランチョスBrazilian Lanchos のもの。創業者は1990年代にサンパウロから移住した移民1世の方で、同じブラジル人の仲間のためにお店を始めたんだそう。 *2 パステルは具を選ぶことができて、チキンを選びました。細かく裂いたチキンが甘塩っぱく味付けされていて、おいしい! 2軒目のパステルはこちら、名古屋の丸の内にお店を構える プラネタ・グリルPlaneta Grill のものを。調べたら、ブラジル総領事館のすぐそばにあるんですね。知らなかった…! 常設の店舗をもつお店を、こうして知ることができるのもイベントのオイシイところです。 パステルの具はチーズを選...

フィリピンのお祝い料理を食べてきた!Republic 誕生日会

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 フィリピン式のお誕生日会に! フィリピンのお祝い料理を食べられる貴重な機会なので、遊びに行ってきました。 本当のフィリピン式お誕生日会は、誕生日の人・お祝いをされる側の人が、お祝いしてくれる人に振る舞う、というスタイルなんだそうです。だから「本当の」フィリピン式のお誕生日会だと、お客さんはお金を払うことはありません。 過去にRepublicでも常連のお客さんが、一夜貸し切ってフィリピン式のお誕生日会を開催したことがありました。そこでは招待されたお客さん(その常連さんと顔見知りの人)は、飲食無料になっていました。お金を払うのは主賓の方。すごい大盤振る舞いです…! 今回は、Republicの店長ウェイウェイさんのお誕生日会としてイベントを開催されていて、お客さんは決められた金額のお金を払うスタイルです。定額で食べ放題のビュッフェ形式…!? Republicではときどきこんなビュッフェ形式でのイベントをされているので、初めての方こそ、そういうを狙って行くのがおすすめかもしれません。なぜなら!少しずつ色々なフィリピン料理を食べられるから…! さて、今回食べた料理を紹介します。 まず、 スパゲッティ !と、 チキンイナサル 。 スパゲッティはお祝いの場での定番料理のひとつで、長寿を祝って食べるものなんだそうです。麺から長寿を連想する点では日本の年越しそばと同じだ…!ちょっと甘めのミートソーススパゲッティでした。 チキンイナサルChicken Inasal は、鶏肉のバーベキュー料理!「イナサル」が英語でいうとroast的な単語で、いうなればローストチキン…?こんがりと焼いた鶏肉です。これは醤油ベースのソースと、チキンオイルをかけていただきます。店長さんは「フィリピンはソース文化!」と言っていました。本当に色々なソースがある! 今回の目玉料理は レチョンウロ Lechon ulo 。 こちらもフィリピンではお祝い事で食べられる料理のひとつ。レチョンが豚、ウロが頭の意味で、豚の頭の丸焼きです。ちいさく切り取り、「マントーマス」というソースをかけていただきます。皮がパリパリな食感、口に含むと脂がじゅわっ広がります。見た目のインパクトもすごいし、味もよくて、お祝いの場にふさわしいとされるのも納得です。 これは、 シニガン Sinigang。 タマリンドという果実から作る酢を...

このチャーラーをまた食べたくなる…!「よし囍」

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 仕事中、上司と一緒にランチに行く話になりまして。 「このすぐ近くに1番おいしいラーメン屋がある!」 「〇〇さんから教えてもらったお店なんだけど、一度閉店して、そのあと味を継いだ人が出て復活した」 「有名な店やねん」 「ここのラーメンが一番おいしいと思う。で、どこ行く?」 と言われて、 わたし「その流れで、そこ行かないことあります!?」 と答えて!上司おすすめのお店「よし囍」へ伺いました。 ここは「ねぎラーメンのお店」と書いてあるんですが、チャーハンとラーメンのセットが売りになっていることはメニューを見れば明らかというか…! 特筆すべきことは値段の安さ。「チャーラー」の値段が安すぎる。780円。すごい。 「一日中、全商品ランチ価格の店」とのこと、そんなお店がこんな、名古屋の中心地にあることがすごい、すごい… お店に入ると昔から大切に使われてきたであろうカウンターに向かって、ぱらぱらとお客さんが腰掛けていました。人気なお店独特の独自ルールなどはなさそうで、誰でも受け入れてもらえそうな気楽な感じがあって安心しました。 キッチンには男性がふたりいて、テキパキと作っており。穏やかそうな店員さんが、あちこちに謝りながら、こちらに来て注文を聞いてくれます。わたしは、いちばんベーシックそうな「チャーラー」をお願いしました。 ラーメンはかなりシンプルな味。写真だとスープが濁って見えるけど醤油です。標準のトッピングもメンマとネギのみ。こういうのがいいんだよ!こういうのがいいんだよ…!と思いながら食べました。 対してチャーハンは、味が!濃い!塩っぱいというか、コショウもダシも濃いというか、ごく一般的に中華料理店で出されているチャーハン比べると全体的になかなかの濃さ。でも、こういうのが好きな人にはたまらないというか、理解できる濃さです。 おいしかったです。ラーメンもチャーハンもそれぞれおいしいけど、きっとこの組み合わせがウケているんだろうな〜というのも、なんとなく思いました。 お店を出てからみんなで話をしていましたが、上司は「チャーハンがうまい」「自分がチャーハンを作るときもこの味の濃さで作る」と言っていました。こういう、普通のお店のチャーハンじゃ物足りない人の需要も高そうです。 ふつうのラーメンを選んで正解でしたが、夏季限定メニューも気になったので、次来るときは変わり種を選びた...