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小さなカフェセルクルの味噌ドッグ(2倍)

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大曽根駅から歩いて10分ほどの場所、国道19号沿いから1本入ったところにある「小さなカフェセルクル」に行きました。トランクルーム「キュラーズ」の裏手、黄色の看板が目印です。 このお店の特徴は、ふたつ。 まず、 犬OKのお店 だということ。以前はテラス席のみでしたが、現在はカートかバッグに入れれば店内利用も可能になっています。 もうひとつは、新鮮な野菜たっぷり・ ボリューム満点のメニュー !おいしく華やかで、お腹いっぱいになるので、食いしん坊に愛されるお店です。 限定メニュー「味噌ドッグ2倍」を食べてみた 今回は、元日から5日間の限定メニューとして用意されていた、2倍サイズの味噌ドッグをいただきました。1800円! 通常メニューの味噌ドッグもかなり大きいのですが、2倍サイズになっているので、2人分どころではない量に。あまりの大きさに、運ばれてきた瞬間笑ってしまいました。写真ではわかりづらいのですが、めちゃくちゃ大きいです。 (わたしの手は中指の先端から手首の付け根まで18.5cmくらいです。わかりづらいですね) (手と比較してもわかりづらいので、手前に千円札を置いてみました) 実食 ソーセージは2本、挟まりきっていないし、味噌味のそぼろは乗り切っていないし、野菜もあふれているし…!豪快な見た目ですが、味は丁寧に作られていておいしいです。自家製のパンは、しっかり硬めに焼いてあり、中身はしっとりモチモチな食感。ほんのり自然な甘さが、具材とよく合います。 手でつかんで食べるのは不可能で、ナイフとフォークで少しずつ分解しながら食べました。8割ほど食べたくらいで、ようやく片手で持てる大きさになりました。すべて食べきるまでに40分ほどかかりましたが、最初から最後まで飽きることなく、おいしくいただきました。 量が多くても安心 食べきれない人には持ち帰り用の袋を用意してくれますし、通常メニューでは「少なめ」でのオーダーも可能なので安心です。 たまたまご一緒した常連さんは、ほとんど持って帰っていました。この常連さんが「量は多いから食べきれないけど、それでも食べたくなるくらいおいしい」と言っていたのも、うなずけるおいしさです。 店主のみほさんは「パンはオニオングラタンスープに入れて食べてもおいしいかも」と言っていました。持ちかえってアレンジするのも楽しそうです…! 小さなカフェセルクル ...

2024年の振り返り

ずっとTwitterをフォローしている方が振り返りの記事を書いていて、いいなと思ったので書くことにしました。ゆくゆくは、振り返りを振り返るなどもできたらいいなと思います。 *** 初めてセッションに参加した お誘いをいただいて初めてジャムセッションに参加しました。日本に帰国してからしばらく、アドリブをやること、人と一緒に演奏することに恐怖のようなものを抱いていたのですが、セッションに行ってみると、留学中に思っていたような、音を出す自由さを思い出すことができました。2024年の目標としては月に1度はジャムセッションに行くぞ!と思っていたけれど、そんなに行くのは無理でした。今後はもっと、コピーをしたりとか、そういうのをもっとやって下地を作りたいと思います。 カフェインと薬 昨年後半~今年の前半にかけて、自分のネガティブな感情がコントロールできないことが増えていました。だんだん、約束を守れない(遅刻する、締め切り守れない、連絡返せない等)ことが増え、人に迷惑をかけ、さらに悪循環になっているような感じでした。 この「約束が守れない」と「ネガティブな感情になる」は、鶏と卵のようなもので、どちらが先なのかというと…、どっちかというと自分のもともとの特性が影響しているのではないかと思い、病院に行き始めました。 初めにやってもらったのは検査、検査の結果を見て投薬を始めました。薬はおもしろい(って言い方…)のですが、副作用がかなり強かったので、どうやって付き合っていくかはかなり悩みました。同時期から健康のためにカフェインを控えようと思ったこともあって、ちょっとめちゃくちゃなことになりました。 3月:カフェイン控えめ生活開始 4月:投薬開始 5月:副作用でずっと眠い 6月:同上 眠い 7月:カフェインレスじゃないコーヒー解禁 8月:ねむけ、多少マシに 9月:検診で心拍・血圧低すぎることに気づく。薬止める。コーヒーそのまま 10月:徐々にカフェインレスに置き換えようと思いいたる 11月:薬再開、でも眠い 12月:薬変更。しかし、追加の処方箋をもらったものの、期限を切らしてしまう←いまここ 引き続き、自分の身体を実験体にしていろいろやります。 自分の演奏活動の在り方について 昨年から引き続き、あっちの出会いでこっちの本番に、こっちの出会いからこっちの本番に…と、どんどんつながって、どんどん...

クラリネットドリッパーを使ったコーヒー抽出体験をしてみた ヤマハミュージック 名古屋店

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名古屋で楽器屋さんといえば?…本当にたくさんお店がありますが、どんな楽器・ジャンルの人でも共通して知っているお店となると、きっと答えは「伏見のヤマハ」になるのでは! 伏見のヤマハの正式名称は「ヤマハミュージック 名古屋店」で、地元東海エリアでは最大級の規模となる総合楽器店です。2021年に大幅なリニューアルをして、ヤマハブランドの発信拠点となる「ブランドショップ」に生まれ変わりました。 ヤマハミュージック 名古屋店の1階は「ブランド体験・カフェ」のフロアになっていて、リニューアルによる一番大きな変化を感じるのもこの1階です。いろいろな楽器を触ったり、映像をつかった指揮体験をしたり、気軽に音楽体験ができる場所になっています。 この日はカフェで開催されるコンサートを聴くために訪れました。席に着くとこんなポップが!SNSで見たことはあったのですが、まさか名古屋で体験ができるとは。試しに自分で注文してみることにしました。 クラリネット・ドリッパー! クラリネットのベルの形をしたコーヒー・ドリッパーで、楽器工場での未使用部分を活用したアップサイクル製品です。クラリネットの素材を生かすということだけえいえば、インテリアなどを真っ先に思いつきそうですが、既存の考えに囚われず、ベルの形状を生かしたモノに変身させているの、自由すぎる発想で楽しいです。 この日のコーヒー豆はキリマンジャロ。体験メニューは体験が主役なのに、スペシャリティコーヒーが用意されているなんて。ちなみに、写真は撮り忘れましたがメニューにはビールもあり、日本で主流のラガービールではなくエールが用意されていました。たんなる併設カフェに留まろうとしない、気概を感じます。 お金を払うと席で待つように伝えられ、しばらくすると意外にも大がかりな一式が運ばれてきました。(わたしは自分でハンドドリップのコーヒーを淹れることがあまりないのですが、そもそもコーヒーを淹れること自体が、大がかりな作業ですよね…!) 見た目はそのまんま、クラリネットのベルです。淹れ方の手順も一緒に。このクラリネットそのまんまの見た目が、特別感を引き立てていますね。 淹れました。 肝心の味の違いについては、正直よくわかりませんでした…。ただし、意外性と目新しさも相まって、とても楽しく飲むことができました。ごちそうさまでした。 このドリッパーを使うことで生じる...

名古屋駅のラーメン屋さん、柳橋 和nicoで醤油煮干中華そばを食べてきた

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 名古屋駅 ミヤコ地下街5番出口を出て徒歩約1分、「柳橋和nico」というラーメン屋さんに行きました。お店の場所はミッドランドスクエアシネマ2のすぐ近く、西柳公園の真横にあるビルの2階です。公園を横切って近づいてみましょう。 観光客需要に応えられるように、英語表記と大きな写真が目立ちます。そしてこのお店の特徴は、朝も昼も夜も営業していること。喫茶店でもないのに朝営業する飲食店というのは、この場所で言えばそれほど珍しいことではありません。 柳橋和nicoから少し歩いた場所にあるのは、柳橋中央市場。この周辺は早朝から多くの人でにぎわいます。市場の中心地でもあるマルナカ食品ビルには、朝から営業する海鮮丼、きしめんなどのお店、そして朝ラーメンの名店「中華そば大河」も!まさに名古屋早朝グルメの名所です。そして夜になれば飲み屋街になり、また朝とは違った活気が溢れます。 柳橋和nicoでは、朝は500円のセット、昼は1000円のランチセット、夜は日本酒も一緒に楽しめるメニューと、それぞれの時間帯に合わせた楽しみ方を提案しています。柳橋という場所の文化に合ったお店だと思いました。 さて、この日はビルの階段に沿って1階まで行列になっていました。…が、行列になっていたのは3階以上の階。恐れず追い抜かして扉を開けましょう。店内は少し狭めで、入り口から券売機までは人がすれ違うのも大変なほど。カウンターは8席のみ、夜の営業に合わせた薄暗く落ち着きのある内装が印象的でした。 今回いただいたのは、選べるランチセット。ピリ辛ネギチャー丼と、醤油煮干を選びました。これで1000円! ピリ辛ネギチャー丼 名前の通りネギが主役、ネギ好きの人には嬉しいどんぶりでした。ネギにはピリ辛の味付けがしっかりめにされていて、おかわりしたくなる味です! 醤油煮干 愛知県産の海苔と、レアチャーシュー、玉ねぎがトッピングされています。スープはやや透き通っていて、とろみの少ない、さらっとした質感。写真では普通の醤油に見えますが、しっかり煮干しの風味が効いています。きちんと煮干しが主役! お店を出るときに目に入る、Thank youの文字 スタッフさんは接客も感じよく、調理の手際もよいので、回転が早く、待ち時間が少ないのもよかったです。次はぜひ、朝の営業に伺いたいと思います。 (訪問時は少しだけ列ができていましたが、...

舞台『マハルコ組曲』すれ違いと愛の物語に描かれる、現実的なしんどさ

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11月30日、名古屋のささしまスタジオで行われていた「マハルコ組曲」という舞台を鑑賞しました。うまく感想がまとまらないので、ブログに書いておくことにします。 以下、本編の内容にも少し触れる部分がありますので、観ていない方や今後見る予定のある方はお気をつけください。 #マハルコ組曲 #MahalKoMedley すれ違いと愛の物語だった。泣きながら観た。物語として簡潔に整ったいるけれど、このすれ違いは本来、長い道のりを経なければ解消されないもので。劇中でさくらが選んだ将来の夢も、メタ的にはこの舞台そのものも、原作や映画もすれ違いの解消に繋がる鍵になっている💭 — オーノサエ🎷🕊️ (@sae_ono) November 30, 2024 わたしはこれを「すれ違いと、それを取り戻す愛の物語」だと思いました。美しい脚本、物語に引き込まれる秀逸な演出と役者の方たちの熱い演技。大きな拍手をして、あたたかい気持ちで劇場を出ました。感想を見ていると、フィリピンルーツの方たちがご自身の経験と照らし合わせて涙されているのが印象的でした。 でも、この作品はむしろ、非当事者こそが観るべきものです。 当事者の共感と癒しのためではなく、無関係でいられる人にこそ。 「愛の物語」である一方で。 ここで描かれているしんどさの一部は、いまも現実のものであることについては怒りを感じています。現実の日本を生きていく人間として、ただただ悔しく思います。 外国人への差別や偏見。 パブで働く女性への偏見。 パブで働く外国人という立場への偏見。 文化的な差異による衝突。 #マハルコ組曲 #MahalKoMedley 感動の涙以上に、しんどさの涙を沢山流した。女性蔑視、夜職への職業差別、外国人への偏見。 ビザの話も冒頭でさらっと済ませて進むけど、ゾッとする。望まない妊娠はやはり女性側に責任が押し付けられる。 もしこの舞台のように、味方してくれる仲間がいなかったら…? — オーノサエ🎷🕊️ (@sae_ono) November 30, 2024 夜職への偏見としんどさ 夜職を選ばざるを得ない人への、強い風当たりは、ずっとその人についてまとう。働いているときも、そこを辞めても。 そこで働くしか選択肢がなかった、その仕事を選ばざるを得なかった人に対して、想像力を働かせることは、多くの人にとって難し...

コンテナカフェ茶居留 クリスマスコンサートに伺いました

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去る2024年12月21日(土)、愛知県の南知多町の内海(うつみ)にあるコンテナカフェ「茶居留(ちゃいる)」さんのクリスマスコンサートを聴きに行きました。チケットは6000円とやや高めですが、それもそのはず、食事・ドリンクつき!初めて茶居留に伺ったとき、店主の横井さんからもお勧めいただき、参加を決めました。 出演は、ヴァイオリンの中村葉子さんと、ピアノの藤掛幹奈子さん。中村さんは三重県、藤掛さんは岐阜県でそれぞれ活動されている演奏家で、お二人と茶居留の店主 横井さんの3人は普段から本当に仲良しなのだそう。 狭い店内は満席で、ぎゅうぎゅう詰めのお客さんとともに、コンサートがスタート!途中、趣味でフルートを愛好されている方がゲスト出演されたり、店主の横井さん含む3人の仲良しエピソードを披露されたりと、和やかな雰囲気で進行しました。 コンサートの終盤では、モンティ:チャルダッシュが演奏され、中村さんのヴァイオリンのテクニックにお客さんは釘付けに。そして最後は葉加瀬太郎「情熱大陸」で、藤掛さんと中村さんの息ぴったりの演奏でさらに盛り上がり、熱烈なアンコールの拍手に包まれました。アンコールは急遽「クリスマスメドレー」が演奏され、拍手喝采のなかで終演となりました。 1時間ほどのコンサートが終わると、お待ちかねの食事タイム。つくね、ハンバーグ、ナゲット、ちくわ(!?)など、パーティーメニューが所狭しと並べられたテーブルが登場。なんと今回のお料理で使われている野菜は、茶居留の常連さんからの差し入れとのことでした。野菜が本当においしくて何度も何度もおかわりしてしまいました…! 会場に集まったのは、ほとんどが地元の常連のお客さま。小さなお店ならではの距離の近さで、お客さん同士も演奏者も交流できるのが面白いところです。そこかしこで会話が弾み、「次はあんなコンサートをやりたい!」と声が上がると、とんとん拍子で具体的な企画アイデアに繋がり、偶然来場していた関係者に繋がっていく(!)のも印象的でした。 お開きのころには、ヴァイオリンの中村さんが「茶居留は出会い系カフェ!」と言って、お客さんたちから「その言い方だと意味が変わってくるよね!?」と笑いが起きる場面もありました。店主の横井さんが人と人との出会いを楽しんでいらっしゃるからこそ、こんな暖かい場所が育っていくのだなと思いました。 地元のコミ...

夕暮れどきの音楽会vol.4が終演しました。

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  愛知県名古屋市東区にあるKAZU COFFEEさんでの、夕暮れどきの音楽会vol.4が終演しました。ありがとうございました。 今村奈菜先輩と一緒にやっているBooobibibiiibibiduoで演奏しました。Booobibibiiibiibiduoは、自分にとって少し挑戦的なこともやっていくデュオです。回を重ねるごとにルーパーの取り扱いについて、解像度が高まっていく感じで楽しいです。機材も少しずつ変えています。 サックス奏者ふたりで演奏するということ、ルーパーを使うということ、どちらをとってもややマニアックな会にもかかわらず、毎度多くの方にお聴きいただいています。内容はごちゃごちゃしてますが、聴いている方にとっても楽しいものであればいいなと思っています。 個人的な反省や、コンサートの運営上の課題はあります。ご意見をしっかり受け止めて、次の機会に生かしたいと思います。 \開催決定/ 夕暮れどきの音楽会vol.4 2024年6月29日(土)18時開演! 毎度ご好評いただいております、コーヒーとケーキのおいしいKAZU COFFEEさんでの音楽会です。知ってるかもしれない曲、たぶん知らない曲、いろいろご用意します。参加型の企画も構想中…! ご予約はわたしか、KAZU COFFEEさんへ☕ pic.twitter.com/IWbkEHJ6kK — オーノサエ🎷🕊️ (@sae_ono) April 12, 2024