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Showing posts from August, 2018

言葉が誰かに届く限り

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すごくしんどい時期にTwitterで言葉を吐き出して、誰かの目に留まって救われたことがあります。Twitterに吐き出すことで、誰かが飛ばしたやさしい言葉に目が留まって、その言葉に救われたりもします。言葉は強いです。 そういう経験があるからこそ、「生きてるだけで偉い!」とか、そういうことをときどきつぶやいています。救われた経験があるから、誰かに届けようと思って、送信ボタンを押します。 それを良いと言ってくれる人がこれまで数人いたから、だから、そういう言葉が必要だという気持ちが、より一層強まりました。(鬱陶しくてたまらない人には迷惑な話ですね) 言わないだけで、見ていないだけで、必要としていた人もいるかもしれません。何回でも、何回でも、くどいと思われても、わたしは言い続けたいです。それはずっと続くのかもしれません。悲しいけれど。 * 漫画家のさくらももこさんが亡くなりました。またTwitterのトレンドに名前が上がり、死を惜しむ声が、たくさんありました。 色々な人が彼女の作品や、彼女の人生や、色々なものに思いを馳せて、感謝の言葉をつぶやきに乗せていました。でももう、それを彼女が見ることはないのですよね。だから「生きているうちに」というつぶやきも、いくつか見ました。 多くの人の心に残る作品を世に送り出して来た偉大なクリエイターの訃報に接するたびに思うことを、今回も実感する。 作品への愛情や作者への感謝は、生きているうちに、届くうちに。 — たられば (@tarareba722) 2018年8月27日   特別な思いを持ってさくらももこさんの作品の一部分を心に綴じている人たち、訃報に触れてそれを公開して、感謝の気持ちを表していて、今日が誕生日だったらよかったのに、誕生祭だったらよかったのに、なんて思います。 * わたしは彼女の作品にこれまでそれほど興味を持てずにいました。今知って、もっと早く知りたかった、と思っています。 すてきな作家だということを知れなかったと思う理由はふたつあります。ひとつは自分が興味を持っていなかったということ。もうひとつは、普段からこうやって発信してくれる人に出会わなかった、ということ。 きっかけさえあれば発信する人がいるのに、きっかけが作者の死って、寂しすぎます。 沢...

ブログを初めて1年くらい経ちました

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特に最近は殆ど更新ができなかったのですが、このブログを初めて1年経ちました。正確には先月で1年でしたが、そんなこと忘れていました…。 おっかなびっくり書いていた最初の頃とは、心持ちもだいぶ変わりました。書いてもそれほど、見られないことがわかりました。だけど、書き続けていくとなにか、自分がわかるんじゃないか、とか。自分のために書いている部分が、より一層大きくなりました。 自分を見つめることって何かすごく恥ずかしくて、でも自分を見つめなければなにも始まらなくて。でも面白くて、でもそう思っていることを誰かに知られるのは、やっぱりちょっと、恥ずかしくて。このむずがゆさを越えて行くことで、なにか越えられるんじゃないか、なんて期待をしています。 そんな、自分のことしか書いていないブログ、です。お付き合いくださりありがとうございます。よろしければ、今後もどうか、ゆっくりお付き合いください。 オーノサエ