片栗粉はフランス語でFécule、重曹はBicarbonate

いわゆる日本食ブームのおかげで、だいたいのフランスのスーパーにはお醤油がおいてあります。
スーパーのオリジナルブランドのものとかもあるのですが、キッコーマンのお醤油が主流です。

ラーメンもだいたいスーパーに置いてあります。それ以外のアジア系の食材や調味料、たとえば味噌やソース、わかめなどは中華系スーパーに行くとだいたい手に入ります。なんとも食べたい味が作りやすい国です。
 

先日ふと、あんかけが作りたくなりました。
片栗粉を買いに中華スーパーに行こうかと思ったのですが、どうやらふつうのスーパーで売ってるみたいなので、探しました。 



これです。小麦粉のコーナーの片隅に、ちょこんとおいてありました。
Féculeは「でんぷん」なのですが、これはFecule de pomme de terreで、じゃがいものでんぷん、日本で売っている片栗粉と一緒です。
ソースやスープにとろみをつけることが、主な用途なのだそうなのです。
が、気になるのは、小麦粉の代用品だと書いてあること。どうやらケーキを作るときに、分量の小麦粉の1/3を、これに置き換えることができるそう。


箱の裏側にもレシピが載っていて、ネットで検索しても片栗粉で作るケーキのレシピがちらほら出てきます。 お菓子作りをしないから知らないだけなのでしょうか…。


fecule gateauの、検索の結果。


  
ついでに、フランスの重曹はこんな感じです。塩の棚に置いてあり、3ユーロほどで買えた記憶です。


果物の表面を洗ったり、野菜の色を保ったり、お菓子を膨らませるのに使います。
あとは、キッチン回りの掃除と、防臭に使える…という感じなので、こちらは特に日本でよく知られている用途と変わらないみたいです。