外側 - 物書き日記1月21日

なんのために文字を書いているのかよくわからなくなることがある。

劣等感に苛まれていて、それを解消するための爆発的手段を手にしようとしている自分もいる。求人情報を探す自分が検索ワードに打ち込んだ言葉、これさえあれば自分も一人前だと思った肩書の見本市みたいだった。そう思うと恥ずかしくなった。自由になろうとして手放したものがあるはずなのに、結局外側に依存して不自由になっていくのか。違う違う。

なんのために? 人のためになることとして文字を書いていきたい、ということだけは、確かなことです。人のためになる、人のためにならない、自分のためになる、自分のためにはならない。どこかに傾きすぎるとおかしなことになる。折り合いをつけていかねばなりませんね。おやすみなさい。

1月21日
お仕事:1本
総文字数:1200文字