本当に「借りた本より買った本」なのかな?

誰かに、この本にこんなことが書いてあった気がするよー、と話すとき、だいたい買ったことのある本なんですよね。

大学で借りた本の一部分に何かすごく面白いことが書いてあったとしても、それが図書館の本棚のどのあたりに置いてあって、何色の表紙で、どのくらいの分厚さだったかは覚えていても、具体的な本のタイトルや著者名は全く覚えていなかったりする。高校生の頃に読んだすごく良かった小説を思い出しても、そのストーリーはだいぶ覚えているような気がするし、表紙の色がピンク色と紫色みたいな色でだったことは覚えている。でも、タイトルが全く思い出せない。

お金を出して買うと、思い入れができるからいい、って言うけど、たしかにそうだと思う。
でも、じゃあ、図書館で読んだ本は、なんなんだろう?
プログラムノートを書いたり、何かの資料にしたいときは、部分的にしか読まないから覚えていない。
それはそう。でもそうじゃなかった本もあるはずだ。でも、やっぱり、覚えてないんだよね。

このことからわたしがわかることは、人間ほっとくと忘れてしまうから、なにか気に留まったときに記録しとくべきだということです。
いまここでブログにだらだらと本を読んだメモを書いている。それが、後からあれなんだっけなー、というときに役立つかどうかはまだわからないけど。
そもそも買った本は手元にあるからタイトルなんて忘れてても、すぐ見つけられるってだけなのかな。

おしまい