ちょっと前のことですが、9月1日は中川文化小劇場で行われた「音楽現在進行形」という演奏会へ。作曲家の中安一秀さんが主催する、名古屋近辺で活躍している作曲家の作品に生で触れられるイベントです。
夏といったら、フェス!— 中安一秀 (@po20302) 2017年8月16日
ということで企画しました、「ナゴヤ作曲フェス」9月1日(金)~2日(土)開催します!詳しくはチラシ画像にて‥
9月2日(土)2日目は名古屋の現代音楽集団、「クラコ座」の公演が13:30~同じ場所であります! pic.twitter.com/gc4Axpp19j
諸々の事情で1部と2部しか聞けていないので、自分にとって主にもともと知っている人の曲を聴いたりしていた感じです。新しい出会いというような趣旨には乗り切れていないのですが、とても楽しかった。
今日はその感想などを書いていきます。
第一部、中安さんと、邦楽ユニットFUTABAさんの企画では、演奏に反応する映像を使ったり、視覚でも楽しめる音楽を。
中安さんの新曲「門-GATE-」は、今回の会場である中川文化小劇場の近くにある荒子観音寺での取材を重ねながら作曲されたそうで、歌詞、映像、曲それぞれが新作です。ただ、ホールの反響が合わず歌も邦楽器も混ざらなかったのが残念で、いいバランスでまた聴きたいです。
グロスベックギャレットGarrett GROSBECKさんの新曲「Then,」がすてきでした。尺八、箏、チェロのトリオで、それぞれの音が主張しながらうまく溶け合っていて、わくわくしました。
コンサート終わりました!ご来場頂いた方ありがとうございました。今回は、僕の作曲の教え子に、作曲の師匠と県芸時代からお世話になってる先生方、学生時代からの友人、職場の同僚の先生と本当に色々な方と関わらせてもらったコンサートで、こんなメンバーはもうないかも。ありがとうございました! pic.twitter.com/RLwW3kACQL— 石川泰昭 (@ya_ishikawa) 2017年9月1日
第二部は、大学時代に授業でお世話になっていた、石川泰昭先生の音楽から。
すごい青色だった。空気に音で青色塗ったみたいな時間だった、夢みたいだった、
先生の音楽を聴くのが久しぶりだったのですが、それを抜きにしてもどことなく、なつかしくあたらしく、ひんやりとした不思議なひとときでした。
同じ第二部では、石川先生の教え子、Tony Uhmさんと姜宜君さんという、二人の留学生さんの音楽も。Tonyさんは、打ち込みの良さをよくわかっていて、生楽器との使い分けを心得ているなあ…!という印象です。かっこいい。
姜さんは歌も音楽もきれいでかっこよくて、気付くと吸い込まれていました。映像から歌詞からすべて自分で手掛けているそうで、そうやって自分の世界を作り上げてしまうのってすごい。またどこかで彼女の音楽に触れてみたいと思いました。
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行こうか悩んでたけど行けてよかったです。作曲した人が自分で直接お客さんに届けている音楽は、とても興味深いものがあります。