わたしがルーパーに興味を持ったのは、大学の先輩にルーパーを使っていた方がいたからです(先輩お元気ですか)。
先輩はサックスだけでなくビートボックスも堪能だったので、そりゃ、ルーパーに行きつくよなあ、と、思いました。でも、先輩がルーパーを操っている楽しそうな姿に感銘を受け、わたしも後を追いたくてルーパーを買ったりました。
ルーパーはその名の通り、ループさせる機械で、演奏したフレーズをループさせてつかいます。BOSSから出ているループステーションLoopstationが有名です。 わたしが持っているのもループステーション。
ルーパーを使う人でも、サックスを吹く人はいないことはないのです。
サックスを吹くことを主軸においていて、かつソロでルーパーを使いこなしている人って、あまり見つけられないのです。
今のところ、当てはまる人を二人しか知らないので、その二人のことについて書きます。また新しい人に出会ったら、追記していきたいと思います。
ルーパーのほかにも、エフェクターをたくさん操って、エフェクトをかけながらループしています。エフェクター使いこなせると、なんだかとても夢が広がります。
ライブ。手元でときたまシーケンサーらしきも何かを操作していますが、それ以外はサックスをたたいたり、エフェクトをかけて撮り重ねたものだけで演奏しています。
楽器をたたいている音にエフェクトをかけて変化をつけるなんて、思いつかなかったです。もう発想がすごいです。 これを完成させるのにすごい試行錯誤があったんだろうなあ…。
静かな曲も。
かつてわたしがバリトンサックスを吹き始めたころ、彼女の動画に釘づけになっていたのです。ちょうどそのころから日本にもCDが輸入され始めたのです。
彼女は先に挙げたギヨームペレ氏のような、機械的なエフェクトを駆使する奏者ではなく、自分で音色や奏法を変える奏者です(音色の使い分け方は、クラシック奏者のそれですよね。)
どんな音色で吹いていても、本当にかっこいいんです。
Céline Bonacina / Tôty Come Bach from Criss Cross Jazz on Vimeo.
こちらは、より幻想的な演奏。
録音した音と演奏している音が、自然にふたつに分かれているみたいで、 うつくしい。
さらに、息やクリック音で、効果音を重ねています。もともとディレイが強い音響で、そこに重ねていくことでどんどん全体がぼやけて。聴く人を、懐かしいどこかへ導くかのようです。
彼女のオリジナル曲にも、ルーパー使ってそうな人の書きそうな曲だな、と思う曲があります。ベースラインがずっと同じものを繰り返していて、上で繰り広げられいることが徐々に変化していくもの。その変化に合わせてまた、ベースラインも変わったり。
先輩はサックスだけでなくビートボックスも堪能だったので、そりゃ、ルーパーに行きつくよなあ、と、思いました。でも、先輩がルーパーを操っている楽しそうな姿に感銘を受け、わたしも後を追いたくてルーパーを買ったりました。
ルーパーはその名の通り、ループさせる機械で、演奏したフレーズをループさせてつかいます。BOSSから出ているループステーションLoopstationが有名です。 わたしが持っているのもループステーション。
ルーパーを使う人でも、サックスを吹く人はいないことはないのです。
サックスを吹くことを主軸においていて、かつソロでルーパーを使いこなしている人って、あまり見つけられないのです。
今のところ、当てはまる人を二人しか知らないので、その二人のことについて書きます。また新しい人に出会ったら、追記していきたいと思います。
ギヨームペレGuillaume Perret
学校の友達が「ギヨームペレって知ってる?」と言ってきて、教えてくれた奏者。フランス人。ルーパーのほかにも、エフェクターをたくさん操って、エフェクトをかけながらループしています。エフェクター使いこなせると、なんだかとても夢が広がります。
ライブ。手元でときたまシーケンサーらしきも何かを操作していますが、それ以外はサックスをたたいたり、エフェクトをかけて撮り重ねたものだけで演奏しています。
楽器をたたいている音にエフェクトをかけて変化をつけるなんて、思いつかなかったです。もう発想がすごいです。 これを完成させるのにすごい試行錯誤があったんだろうなあ…。
静かな曲も。
セリーヌ ボナシナ Céline Bonacina
同じく、フランスのサックス奏者です。主にバリトンを吹いているかた。かつてわたしがバリトンサックスを吹き始めたころ、彼女の動画に釘づけになっていたのです。ちょうどそのころから日本にもCDが輸入され始めたのです。
彼女は先に挙げたギヨームペレ氏のような、機械的なエフェクトを駆使する奏者ではなく、自分で音色や奏法を変える奏者です(音色の使い分け方は、クラシック奏者のそれですよね。)
どんな音色で吹いていても、本当にかっこいいんです。
Céline Bonacina / Tôty Come Bach from Criss Cross Jazz on Vimeo.
こちらは、より幻想的な演奏。
録音した音と演奏している音が、自然にふたつに分かれているみたいで、 うつくしい。
さらに、息やクリック音で、効果音を重ねています。もともとディレイが強い音響で、そこに重ねていくことでどんどん全体がぼやけて。聴く人を、懐かしいどこかへ導くかのようです。
彼女のオリジナル曲にも、ルーパー使ってそうな人の書きそうな曲だな、と思う曲があります。ベースラインがずっと同じものを繰り返していて、上で繰り広げられいることが徐々に変化していくもの。その変化に合わせてまた、ベースラインも変わったり。