カウンセリングに行きましたその5


カウンセリングに行った日の日記。

この日も朝から配信をして、配信が終わってからやることを呆然とやっているうちに、出かける時間が来るので、出かけた。が、遅刻。やっぱり時間に余裕がないと心に余裕がなくなると思う。電車がちょっと遅れるくらいでイライラするし。余裕ほしいですよね。


カウンセラーさんにお話ししたこと。
わたしは劣等感とどう向き合うべきか、というのを、この頃ぐるぐる考えていたんですよね。だからその話をしようとおもっていて、しました。

比べること自体は悪ではないのに、劣等感にかわってしまうのはどうしてなんだろう、どうしたらいいんだろう、と。そんなことをだらだらと。
カウンセラーさんからは「どうしたらいいと思います?」と逆に聞き返されて、わたしは「自分と他人を切り離して考えること」と答えた。

カウンセラーさんからは、それに加えてもうひとつの解決のヒントとして、英語のbe動詞とdoの動詞の違い、という話をしてくださった。
わたしがどういう人であるか、という部分=be はそうそう変わらないけれど、
わたしがどういう演奏をしたか、という部分=do はそのときのこと。そんなたとえ。

なるほどと思った。なぜならこれってすり替わりやすいから。
誰かから「○○先生に習っていた私」という見られ方をするのも苦手だ。それはたしかにまあ、beではあるし、変わらない部分ではあるけれど、doの部分で。
自分に対しては「こないだ失敗した私」という考え方をしてしまいがちだ。だから、たしかに、beとdoが区別できると、正しい捉え方に近づきそう。

あとはエクササイズをして、それはふつうでした。おもしろいけど。
ああ、あと、足の話した。というか、足のことを聞いた。なんとなくここには書かないけれど、「地に足を付ける」という表現もあるし、やっぱり足って大事なのかもしれない。しゃんと立ちたい。

カウンセリングが終わって、建物を出ると、視界がなんとなく広がっているような気がした。これまで見ていなかった、道路の向こうの建物がはっきりと見えた。