昨日聴きに行ったのは、アンサンブルヴァリアンスでした。室内楽です。— オーノサエ🎷 (@sae_ono) 2018年2月11日
会場がおそらくポップス向けのスタジオだったのですが、映像残して欲しいなと思うくらい演出もきれいでした。
(どの曲もとてもよくて、演奏についてなにか一言だけ言うのは難しい)
録音はFrance Musiqueで2月21日放送とのこと📻 pic.twitter.com/hrFgd0qnY9
メゾンドララジオに、アンサンブル・ヴァリアンスを聴きに行きました。
先生がせっかく演奏予定を上げていたので、聴きに行かねばならぬと思って、先生にこっそり内緒でチケットを予約して聴きに行きました。いや、先生に言えよ…って話なんですが。でも先生一曲しか吹かなかったです。挨拶もできなかった。
とてもよかったです。本当によかった。本当によかったのですが、なんか感想言うと自分の浅さが晒されるばかりではずかしいので、さらっと。これを書いているのも恥ずかしい。
チェロのソロを演奏したのはアンシ・カルツネンAnssi Karttunen氏。
ブノワ・メルニエBenoît Mernier氏の三つのプレリュード、すごいな、と思ったのは、旋律のキャラクターを奏法で自然に描き分ける曲であって、その曲の良さを存分に聴かせる演奏だったこと。 チェロっていろんなことができる楽器だな、まだ可能性に満ちているな、そう思わせられる奏者ってすごくかっこよくないですか。
フランソワ=ベルナール・マシュFrançois-Bernard Mâche氏の、フルートとピアノ、電子音のための「ソピアナ」という曲も、初めて聴きました。(いや、この日は初めて聞いた曲ばかりだったのですが)
スピーカーから流れるのは鳥の鳴き声で、それをなぞるようにフルートとピアノを演奏する作品。フルートは鳥の鳴き声に近い音だけれど、ピアノはそうでもない。その滅多に音色が混ざらない重ね方が、たとえ特殊奏法を使っても音楽から離れずに音楽に繋ぎとめている。…ように思いました。
電子音楽と生楽器の演奏は、一定のリズムがある録音に生演奏が合わせる、という印象。この曲はリズムがはっきりと見えないので、難しいんだろうな、なんて思いながら。面白かったです。
現代曲を聴くときは静寂を大事にしながら聴きたいのですが、お客さんもすごい集中力でした。空間全体で緊張感を持つこの感じ、すごく好きです。
感想おわり。あとは日記というか、雑記です。
メゾンドララジオに来るのは2回目でしたが、Studio 105 というのがどこにあるかわかずにぐるぐるしてしまいました。これは翌日(これを書いている今日)撮った案内板の写真なのですが、だってこれじゃAuditoriumとStudio 104だけEntree seineで、それ以外がEntree parvisから入るみたいじゃないですか。
実際裏口に回ってみると、入口はあるものの雪合戦をしている子供しかおらず、ぐるっと一周回って表から入り、チケット売り場でチケットを引き取ったときに係の方に聞いたところ、これまた案内する係の方がロビーで待っていて、関係者用の扉をいくつかくぐった場所に、Studio 105がありました。そりゃわからんよ…。
またね!