2月5日(月)日記


日記

朝からずっとスマホを触るのをやめられない。

確実にわたしのことを認知していないだろうとある大物サックス奏者の方が、わたしの悩みを聞いてくださる夢を見た。わたしの事情を何故かほとんど知っていて、その上でわたしの話すことを丁寧に切り取って、サクッと折り返す。
彼の問いはわたしの盲点を突いていて、まるで誘導尋問のようにトントン拍子で解決の糸口が生まれてゆく。悩んでいたことなんて何もなかったんじゃないかと思わされた。

ベッドから起き上がってメールを確認して返す頃には昼過ぎになってしまう、返す内容に悩むだけじゃなくて言葉遣いとか、くだらないことを悩んだりしているうちに、時間ばかりが過ぎていく恐ろしさね。その間に何度、関係のないウェブページを開いたでしょうか。おそろしい。

即返信を心がけようと思っていても無理だ、なんでなんだよ。フランスに住んでいる人はどこの国籍でも即返信できる人が多い。わたしもそうなりたい。考えて考えて、考えた末に、大したことのない文章を送ったりして。早く返せばよかったのにね。

レッスン、先生の解釈を聞くのが楽しい。先生の解釈を聞いて、もっと曲を深く知りたいと思う。楽譜の音符が息を吹き返すリズム感、コントラスト、体から湧き出てくるそういうものがいつも熱く、いきいきとしている。あわよくばそれを、自分の中に持ちたい。

今日はうれしいことがたくさんあった。ひとつとかじゃない、たくさんあった。ひとつひとつ手帳に書き留めている。心がほんのりあたたかい。

こうやってうれしい、わくわくした気持ちを持つと憂鬱に転落するのが怖くなる、スキップして崖から真っ逆さまに落ちるような感覚ありませんか、ないですか、そうですか。

うれしい気持ちもそっと切り取っておきたい。上がり下がりの激しい毎日だな。




iPhoneの使用時間を記録くれるアプリを入れた。初めはこのアプリの使い方がわからなかったので記録できなかったけれど、使い方がわかったら恐ろしい時間使っていることがわかった。これはひどい。おやすみなさい。