4月10日、ウィーンフィルを聴きに行きました。

最近いろいろ聴きに行くので、すぐ記憶が上書きされてしまうし、忘れてしまうし、どうせ忘れるなら書き残しておこうと思うので、忘れないうちに簡単に、書いておきます。

シャンゼリゼ劇場へ、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団を聴きに行きました。暖かい音をたくさん浴びたような気がします。



プログラムは以下。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
バルトーク:ピアノ協奏曲第2番 Sz95
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3つの楽章(1947年版)

指揮はアンドレス・オロスコ=エストラーダAndrés Orozco-Estrada氏。ピアノソロは、イェフィム・ブロンフマンYefim Bronfman氏。二曲もコンチェルトを弾いてしまうの、すごい…!


ベートーヴェン、力強くもあり、かろやかでもあり、きれいでした。 音がひとつひとつきらきらしていて。すてきでした。

バルトークのピアノ協奏曲、初めて聴きました。
明るくて、華やかでかっこいいです。
二楽章が近未来的な静けさと、体のもつ躍動感みたいなものを併せ持っている不思議な曲でした。よい曲です。

ペトルーシュカを生で聴くのは、多分初めてです。
こんなにもさっぱりすっきり、キャラクターを演じ分けることができるものなのかと…。
ところどころ皮肉っぽい、雑にも聴こえるところもあって、唐突にそれが切り替わっていくのが、すごいです。どんどん音楽に巻き込まれていきました。

冒頭から大活躍だったフルート、かっこよくもありお茶目でもあり、きれいでもあり、すてきでした。

アンコールはグリンカの序曲「ルスランとルドミュラ」でした。疾走感あるのに丁寧…。
こうも性格の違う曲を弾きこなすの、やっぱりすごいなあと思いました。


さすがに今日は最近聴いたシャンゼリゼ劇場での演奏会でもとくにお客さんが入っていました。(日本人のお客さんもたくさんいらっしゃったような)
楽章間での拍手もなく、自分の席も静かな席だったのでリラックスして聴けました…。よき時間でした。また聴きたいです。

追記(4月14日):日付を書き間違えていました。11日と書いていたのですが10日に直しました。