4月13日、フランス放送フィルを聴きに

4月13日はメゾンドララジオへ、フランス放送フィルハーモニーの定期演奏会に。指揮は、コンスタンティン・トリンクスConstantin Trinks氏。

曲目は以下!
リスト:ピアノ協奏曲
リスト:死の舞踏
ロット:交響曲第1番


ピアノ協奏曲、ソリストのボリス・ベルゾフスキーBoris Berzovky氏の演奏が豪快で、すごくかっこよくて、聴いていてとても気持ちよかったです…!
やさしい部分での、クラリネットとの絡みもすてきでした。

死の舞踏、指揮者さんの不敵な笑みがちょっと見えたけど、始まりから一体感、よかったです。この感じは曲全体に通じるよなあ、こんな曲をこんなふうに演奏できたら、エキサイティングで楽しそうだな、と思いました。

後半は、ロットの交響曲。
2楽章、とてもきれいでした。ぜんぶ包み込むような、おおきな、でも静かな、やさしい音楽でした。
3楽章も、とてもわくわくしました。躍動して、成長して、ああ、これがスケルツォだな…!と思いました。全楽章を通して、とても整った、きれいな曲でした。こんな曲があったなんて、知らなかったなあ…。

今日は最前列だったので、臨場感三割増しみたいな感じでした。この低い舞台を跨いで仕舞えばかんたんに奏者に触れてしまう距離、緊張します…。
できればもう少し後ろで聴きたいとも思うのですが、この距離で聴くのも新鮮でおもしろかったです。


最近、気付いたことがあります。なにかというと、自分は集中力を後半まで保つことができないということです。どの演奏会も前半で言葉にしたいことがたくさんあるけれど、後半は前半ほど多くないのです…。
集中力が全くなくなってしまうわけではないのですが、せっかく聴くならもうすこし集中して聴きたいです。予習、ですね。予習します。