4月3日、パリ室内管弦楽団の演奏会に行きました。

シャンゼリゼ劇場で行われた、パリ室内管弦楽団の演奏会に行きました。
この記事は個人的な記録というか日記みたいなものなので、丁寧なレポはありません。あらかじめ!

これ、前々から少し楽しみにしていた演奏会でした。
実は師匠の演奏会と被ってしまって、それでもチケットを買ってしまったからという理由でこれに来たという…。先生ごめんなさい。





ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
サイ:チェロ協奏曲"Never give up"(初演)
ハイドン:交響曲第86番

というプログラム。指揮はダグラス・ボイドDouglas Boyd氏。

ミーハーでお恥ずかしい限りですが、ファジル・サイ氏といえばジャズ風トルコ行進曲…の印象がすごく強かったです。でも、ベートーヴェンはそうではなく、全くジャズ路線に転じない演奏でした。それでもとても、個性を感じました。

カデンツァも静かで、終始きれいでした。そして、それ以外変えている部分はないのに、旋律の歌いかたや浮き立ち方が、これほどまで違うのかと。え、変えてないですよね…?と、自分の記憶を疑いました。

初演の新曲はチェロの協奏曲、奏者が際立つ演奏でした。すてきです。民族的なリズムや音色で、力強い世界が作られていて、かっこよかったです。
また聴いてみたいです。ひとまずのところはこの日の録音が聴けるようになるのを待ちます。

よかったのは、ハイドンもです!
パリ室内管弦楽団は編成が小さめなので(室内管弦楽団なのだから、当然ではありますよね)コンパクトにまとまっていて。曲の動きや展開がしっかり見えるかのようでした。

この選曲も、なんだか時代を見渡している感じがしてよかったです。楽しいひとときでした…!

(おまけ)