パリで定期券を紛失してから、引き取るまで
事の発端
5月3日(金)午後16時半ごろ。アルバイトの帰り。電車(RER)を降りて改札を出るときに定期券をなくしたことに気が付く。そのまま改札をひょいと潜り抜け(だめです)、家に帰る。
なくしたもの
Navigo Imagine R です。学生用1年分乗り放題の定期券です。
気に入ったパスケースがなくて間に合わせで買った100円ショップパスケースに入れていました。
やったこと
- 5月3日夕方 捜索願を出す
電車を乗るときにあって、改札を出るときになかった。なので電車の中で亡くしたことは明白。鉄道会社(RATP:パリ交通公団)のサイトを見て、なくしものを探してもらうための申込用紙をダウンロードして、最寄駅まで提出。
Objets perdus : comment ça marche ? | RATP定期券をなくしました。つい最近定期券を繋いでいたリールを壊してしまったところだったんですよね。— オーノサエ (@sae_ono) 2019年5月3日
再発行に40€かかるっぽく。捜索願的なのを出してきましたが、望みは低そうです。駅のお姉さん見つけたら連絡くれるって言っていたので、淡い期待を抱いています。明日はきっぷでやっていきます…🎟 pic.twitter.com/FcOt4fyRqJ - RATPから、控えの意味でSMSが届く
(こんにちは。あなたはあなたのなくしものを宣言しました。あなたの番号は○○です。24時間以内に結果を知らせます。的なやつ) - 5月4日 音沙汰なし
- 5月5日早朝 みつからなかったらしい連絡が来る。
(こんにちは、あなたが5月3日に宣言したなくしものは、RATPの交通網上では見つかりませんでした。これ以降は警察署へ問い合わせることをすすめます。的なやつ) - 5月5日午後 再発行の手続きをするか……。
Carte Navigo perdue ou volée | RATP
Carte Navigo perdue ou volée - Vous avez perdu ou vous ête
再発行をしているのは、Navigoを取り扱っている窓口がある駅のみ。普通の窓口ではない。初めて紛失した人は、23€。二回目以降は40€の手数料がかかる。
Navigoを扱う窓口のリストはここ。Retrouvez la liste de nos points de contacts Navigoというところに連なっている駅がそうです。
Navigoのサイト上でもできます。こちらは届くまでに10日ほどかかる模様。というかそもそも窓口で作れば即日で作ってくれるのか……? - 窓口に行ってみた
間違えて定期券を取り扱っていない駅の窓口に行ってしまった。
何のために調べたのか。
しかし、ここでお姉さんが「この駅では新しいカードを作ることはできないけれど、名前で検索するから身分証明書を見せて」といって、探してくれた。
探すこと数分、とある駅に届けられていることが発覚。 - 取りに行く
わたし「Navigoなくして、この駅で受け取れるって聞いたんだけど」
お姉さん「身分証出して」「23€、ここで今すぐ払って」
わたし「いや、再発行じゃなくて、この駅で受け取れるって聞いたんだけど」
お姉さん「は?それ誰に聞いたの?」
と言われながら、なんとか受け取る。
100円ショップの薄汚れたパスケースは失われており、
薄汚い初期のNavigo用ケースに入っていた。薄汚いケースは引き取るときにお姉さんが新しいケースに変えてくれた。ありがとうお姉さん。
以上
①みつからないと連絡を受けても、再度確認すればみつかっているかもしれない②ややこしいのでなくさないように気を付けよう
みつかってよかったです。おやすみなさい。