To Do リストと日課の話。

こんにちは、こんばんは。

最近は淡々と生きることについて、意識を巡らせています。感情の手綱を自分が持つ、ということもそうですし、安定した毎日を送る、という面でもそうです。

試行錯誤を毎日繰り返していくなかで、僅かながら淡々と生きる状態に近づけたように思います。

生活が安定してくると、自然と感情も少しずつ安定してくるのですよね。ありがたいです。
生活が安定するために何を試行錯誤しているかというと、アプリでのタスク管理です。
以前も管理していたけど、うまくいかなくてやめて、また始めて、やめて……という感じでした。

これからも試行錯誤を続けていくのですが、現時点でもうまくいったと思っている点、以前と変わった点などを書いておきたいと思います。

同じように悩んでいる人の手助けになれたらいいなと思うので、あえて、思ったままのことを、自分のために噛み砕いたままのことを、書かせてください。
「大野、そんな単純なこともわからなかったのか?」というようなことばかり書きますが、ご心配なさらないでください。

To Doリストは、やろうと思った瞬間に書く


やらなければいけないことを全て紙に書き出す。
髪に書き出した内容をもとに、その日やるべきことを進めていく。

よくあるアドバイスです。
でも、わたしには難しかったです。

何が難しかったのか。
壁になったのは「書き出していない事は、ずっと忘れられたままになる」ということでした。

書いていないことを忘れたときの、罪悪感。これが嫌すぎて、書き出すことすらやめてしまう。これの繰り返しです。

「やらなきゃいけないことのリストの中に書くのを忘れたらそれで終わりじゃないか」
数年前のわたしは、こんなことをよく言っていた気がします。

数年前のわたしへ。
まずはやろうと思った瞬間に、書き出す癖をつけるといいと思います。

今、アプリのTo Doリストを使って、やることを書き出して、それをこなすようにしています。

ToDoリストを書くときに気をつけていることは、

やろうと思った瞬間に
手を動かす前に
どんな些細な事でも
とりあえずTo Do リストに載せる

ということ。

もしも書く前に手を動かしてやってしまった時は、To Do リストに書いて、すぐにチェックをします。そこまでして、書くことを習慣づけます。

書くことを習慣づけてしまえば、忘れることへの恐怖から、少しだけ逃れられます。
書いておけば、今集中するべきことに、集中ができます。
終わった後に、次やらなければいけないことは、To Doリストが知っています。
To Do リストさえ見れば、次にやらなければいけないことがわかります。これは大きな安心感につながります。

そうそう、修正も大切です。

何を持って達成というのか分からないような書き方をしてしまったときは、気づいたときに直します。手順を分けたほうがいいときは、分けます。

以前は「書いたことをそのままやらなければいけない」と思っていましたが、それを、やめました。
リストをこなすことではなくて、やるべきことをやることが大切なので……。

いやいやそんなの当たり前のことだろう!と思われるかもしれないのですが、人はときにこういうことすら、わからなくなります。

書いてある通りにやらなければ!と、勝手に焦り、
自分が書いたことすら達成できないなんて!と、勝手に落ち込みます。悲しい生き物です。

書くだけ書いておいて、後からやっぱり、これはやらなくてよかった!と思ったら、そちらの顔して消しておきます。自分の書いたことすら達成できないなんて!と思う自分は無視していいんですよね。

とにかく、やると思ったら、その瞬間に書いておく。これです。

全てやる!より、
うまくこなす!より、
まずは書くことから。

日課は机上で決めなくていい。やりながら決めればいい。

わたしがタスク管理に使っているアプリはHabiticaです。

Habiticaでは、日課とTo Do リストが分かれています。

To Doリストと日課との違いは、繰り返されるかどうか。To Doリストは一度きりです。日課のほうは、主に毎日繰り返しやりたいことを書いて使います。

日課、今までも何度か使っていましたが、使ってはやめて、使ってはやめて……の繰り返しでした。やはり。

やめてしまう理由は、「自分が計画したことすら達成できないなんて」という自己嫌悪がしんどいからでした。

日課は今でも試行錯誤の途中ですが、半分ぐらいはうまくこなせるようになってきたところです。

この状態になるまで認識した事は、計画したことを毎日少しずつ変えて、アップデートしていくこと。

以前の感覚では「過去の自分が現在のわたしに指示をしている」という感覚でしたが、
「未来のわたしのために、楽にできるプログラムを仕込んでおいてあげる」という感覚になりました。

「日課に従って簡単な動作をこなしていけば、それなりに思い通りの動作ができる」と言う状態を目指していく、という感じです。

なので極力、単純な内容にして、何を持って達成したのか分かるようにしています。

例えば最近なら朝と夜でお湯を沸かして水筒に入れること、これを習慣にしようと思って試行錯誤をしているところなのですが、

「お湯を沸かして水筒に入れる」
ではなく、
「水筒を洗う」
「お湯を沸かす」
「水筒にお湯を入れる」
くらいに分けています。

お湯を沸かして水筒に入れると言う動作は、ちょっと複雑なので、お湯を沸かすことと、水筒に入れること、それぞれ1つの動作として書くようにしています。

そんな単純なこともいちいち指示しないとできないのか!? と思いますよね。わたしも思います。
でも、これくらい単純に分解したほうが、やりやすいんですよね。

疲れて脳みそが働かない日だってあるのですから、考えなくてもできるくらい、単純な動作にわけて組み合わせていくほうが、いいです。 

この辺の感覚は、仕事でアプリを作ったり、自動化を試したりとか、そういうことをやっていることの功績?副産物的な発想かと思います。

(仕事で使っているのがPowerAppsやPower Automateというノーコードなやつばかりなので、難しいことは何もわからないんですが)
プログラミングって、基本的には、単純な動作の組み合わせであって、それをどうやって組み合わせるかによって、結果が変わるのが面白いです。

自動化フローだって、作って、テストして、うまくいかないことが何かしらあって、それを修正して、またテストして……という繰り返しだと思うんです。

自分の生活だって同じように、実行して、修正して、またテストして、そんな繰り返しで直していけばいいんじゃないか。そう思うようになりました。

いまだに全然こなせていない日課の項目はありますが、それも、これからどうやってできるようにしていくか。そこが楽しいです。

あっ 試行錯誤しているとどうしても実行できない日課もあるので、キャンプ場で休憩モードです。
(Habiticaではこなせなかった日課からダメージをくらうようにできていて、ダメージを受けないモードで使っています。ダメージ受けすぎると死ぬ)

休憩モード使うなんて甘えだ!!!と以前は思っていましたが(そして死んでいました)、そう思うのもやめました。休憩でもいいから、続けることが大事です。

でも、そろそろ休憩を終えて、冒険に出たいところだ!

おわり

また今よりうまくタスクを回せるようになったら、この件については改めて書きたいです。

文章構成を考える力が(加えて、構成のしっかりしていない文章を書くことを恥じる心が)失われてしまいました。
でも、書きたいと思いながら何も書かないよりはずっといいです。おやすみなさい。