今池まつりのワルンプアンで、蚕を食べる

 昨日はフキアゲイチバというマルシェイベントに寄ったあと、そこで鉢合わせた友達と一緒に、今池まつり(いきいき今池お祭りweek)に立ち寄りました。お祭りのエリアになっている場所、今池の商店街をみんなであちこち回って歩きまして、その手始め(?)に、ちょっと1杯引っ掛けようということで。

ワルンプアンというタイ料理のお店が、お店の軒先で、ビールやおつまみを売っていたので、そこでこんなものを買いました。蚕の唐揚げ!

ベトナム産の蚕の唐揚げとのこと。蛹の状態の蚕がカラっと揚げてあって、シンプルに塩で味付けがしてありました。唐揚げという名前でしたが、衣などは付いておらず、ほとんど素揚げです。

ノンアルビールといっしょにいただきます。(写真に写っているたこさんウインナーは、友達からもらいました)


これを先に注文して食べていた友達は「虫らしさもあり、ナッツやそら豆のような味もする」と言っていたけれど、本当にその表現の通り。食感は外側がサクサクで、中身はしっとりとしています。噛むと蛹の外側の部分が潰れて、内側の中身が出てくる。ドロドロとした液体状のものではなく、ちょっと固めで、食感もそら豆っぽい…。

(以前、コロッケの食感が美味しく感じるのは、人間が昆虫色をしていたときの感覚の名残りでは?と言う書き込みを見たときに、なるほどなぁと思っていたんですが、、これから昆虫を食べるたびにそれを思い出してしまうのか。。笑)

外側は味付けで使われている塩の味がするので、それほど強い印象はありません。内側のしっとりしている部分は、確かにそら豆とかナッツ系・豆系を思わせるまろやかな味がします。といっても完全に豆を食べているときの感覚とではなく、虫らしさというか、生き物を食べている感じはしっかりあります。

桑の葉を食べたことがないからわからないけど、これはが食べている桑の葉の味がそのまま出ているのではないか?と思いました。これについては、また日を改めていつか調べてみたいと思います。


ベトナムでは蚕の蛹を一般的に食べているんだそうで、タケノコなどの食材を合わせたり色々な食べ方があるみたいです。タイでもよく食べられているんだそうで…!
タイでは素揚げで食べることが多く、この食べ方はタイ寄りですね。

今回この、カイコの唐揚げを出していたワルンプアンさんは、タイ料理を中心としたアジア料理のお店なんだそうで…!タイ料理はまだほんの数回しか食べたことないので、また通常の営業をされているときに伺ってみたいです。


ワルンプアン
住所:愛知県名古屋市千種区今池一丁目14-8

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