ネパールの定食「ダルバート」を食べる

インド料理のナンやカレーをやめて、ネパール料理1本でやっていくことにした料理屋さんに行きました。名古屋市営地下鉄 覚王山駅と本山駅の中間くらいにある、「タルカリ」というお店です。

看板の写真。

わたしがここに行ったのは10年ほど前で、その時はナンとカレーを出していたお店だったことは覚えています。その時の印象も残っているけれど、かなり違うような…。

わたしが今回頼んだのは、「ランチダルバート」。ランチは日替わりセットかダルバートかのどちらかで迷いました。この日は日替わりがビリヤニだったので、食べたことのなかったダルバートのほうを選びました。ベジダルバートにしました。


ダルバートと言うのはネパールの定食でおかずをご飯に乗せて、そこにスープをかけながら食べるものなんだそうです。

ダルバートの食べ方を説明するメニューの写真

この日、この時間帯の客は自分ひとりで、薄暗い店内で頼んで待っているとなんだか緊張しました…。運ばれてきたダルバートは、木のお皿の上に、ごはん、おかず、スープなどが並べてあって、薄いおせんべい状の「パパド」がその上に乗っているような状態でした。

スープをかけながら食べて味の変化を楽しむものなんだと書いてあったのですが、おかずとスープでは全く違うスパイスが使われているので、確かに味の変化があり、食べ始めから食べ終わるまで全く飽きない!


スープと同じ大きさの小さな小鉢に入っているのはカレーでした。これはいわゆるインドカレーとは全く違う感じの、とろみのないスープカレーです。辛味はあるけど刺激的な感じではなく、あくまでアクセントとして辛味が使われている感じがしたのが面白いです。


ヨーグルトをかけて食べるといいらしい…。ヨーグルトもまた、一般的によく食べるヨーグルトとはちょっと変わっていて、水気が多い、とろみのある液体っぽいものでした。ホエイの成分からくる酸味、乳成分のまろやかさが1:1で共存している感じ。これも味変によかった。
ヨーグルトの横にある半透明の液体は甘かった、ナツメとか南天みたいなナッツ系の甘味がしました。これはなんだったのか…。


とにかくよかった。店員さんの態度、店内の印刷物、お店の前に出ている看板、すべてにこだわりを感じられたのもよかったです。

このときはたまたま、春のキャンペーンをやっていたそうで、シールを集めるとお皿がもらえるのだとか。キャンペーンをやっているとまた行きたくなる…と思っていたけど、結局都合が合わずに行けませんでした。今度は誰かを誘って行ってみたいと思います。



タルカリ 住所:愛知県名古屋市千種区楠元町2-83 楠元南館 1F


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