トマトが主役の独創的な麵料理「とまとらーめん専門店 蕃茄」

 名古屋市千種区にある「とまとらーめん専門店 蕃茄」に行きました。


城山神社のすぐ近く、東山線覚王山駅・本山駅のちょうど中間地点のような場所にあります。入り口は建物の中に進んだ、少し奥まった場所に合ってわかりづらいのですが、お店の中は明るく開放的です。訪れたのは平日のランチでしたが、タイミング的に少しだけ待ちが発生していました。



ここの名物は、トマトベースのラーメン!店名に「とまとらーめん専門店」と入っているので隠しようもないのですが…!そもそも「蕃茄」が中国語でトマトのことを表していて、名前のまんまのお店です。


トッピングやサイドメニューなど選択肢が多く、何を頼むか迷った末、一番ベーシックそうな「とまとらーめん」にしました。


スープは全体的にどろっとしていて、食べ応えがありました。ぱっと見は見えませんが、トマト以外にもたくさんの野菜が使われています。トッピングに乗っている水菜がトッピングと、スープの中には茄子、玉ねぎが入っていました。具沢山で、これはラーメンというよりも、トマトが主役の野菜スープと麺の食べ物、という感じ…?

リゾットで五穀ご飯を入れるのがお勧めの食べ方のようですが、スープだけでも満足感があるので、結局ご飯は頼みませんでした。麺はあまり縮れていなかったので、なんとなくスープパスタみたいな感じともいえるかもしれません。麺とスープの相性がすごく良い。ご飯を入れたらおいしいだろうことも想像がつきます。


卓上のスパイスもまた、おいしい。緑色の「BANKAスパイス」はバジル系の味でした。そりゃ、トマトにバジルは合いますよね…!赤いほう「BANKA辛スパイス」は唐辛子と色々なスパイスが入っていて、ちょっとカレーっぽさもあり、味にいい変化が付きました。

周りを見渡すとセットで頼んでいる人が多かったのですが、わたしは1杯だけでお腹いっぱいになりました。くどく胃もたれする感じではなく、しっかりとした食べ応えのある、満足感で満ちた「おなかいっぱい!」でした。

サービスで出されるお茶は粉末の緑茶で、さっぱりして、とまとらーめんの邪魔をしません。(お茶は味もですが、ボトルがかわいかったから写真を撮った…という面が大きいです!)


最初に書いたように、ラーメンというよりも、トマトが主役のスープと麺の料理、という感じです。常識にとらわれない、独創的な食べ物でした。雰囲気も良く、初めてでも気軽に入られるようなお店です。一人で来ている人よりも、誰かと一緒に来ている人が多かったのも納得。機会があればまた伺いたいと思います。

とまとらーめん専門店 蕃茄
住所:〒464-0821愛知県名古屋市千種区末盛通4丁目26-1ark House 1-8

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