フィリピンのお祝い料理を食べてきた!Republic 誕生日会
フィリピン式のお誕生日会に!
フィリピンのお祝い料理を食べられる貴重な機会なので、遊びに行ってきました。
本当のフィリピン式お誕生日会は、誕生日の人・お祝いをされる側の人が、お祝いしてくれる人に振る舞う、というスタイルなんだそうです。だから「本当の」フィリピン式のお誕生日会だと、お客さんはお金を払うことはありません。
過去にRepublicでも常連のお客さんが、一夜貸し切ってフィリピン式のお誕生日会を開催したことがありました。そこでは招待されたお客さん(その常連さんと顔見知りの人)は、飲食無料になっていました。お金を払うのは主賓の方。すごい大盤振る舞いです…!
今回は、Republicの店長ウェイウェイさんのお誕生日会としてイベントを開催されていて、お客さんは決められた金額のお金を払うスタイルです。定額で食べ放題のビュッフェ形式…!?
Republicではときどきこんなビュッフェ形式でのイベントをされているので、初めての方こそ、そういうを狙って行くのがおすすめかもしれません。なぜなら!少しずつ色々なフィリピン料理を食べられるから…!
さて、今回食べた料理を紹介します。
まず、スパゲッティ!と、チキンイナサル。
スパゲッティはお祝いの場での定番料理のひとつで、長寿を祝って食べるものなんだそうです。麺から長寿を連想する点では日本の年越しそばと同じだ…!ちょっと甘めのミートソーススパゲッティでした。
チキンイナサルChicken Inasalは、鶏肉のバーベキュー料理!「イナサル」が英語でいうとroast的な単語で、いうなればローストチキン…?こんがりと焼いた鶏肉です。これは醤油ベースのソースと、チキンオイルをかけていただきます。店長さんは「フィリピンはソース文化!」と言っていました。本当に色々なソースがある!
今回の目玉料理はレチョンウロ Lechon ulo。
こちらもフィリピンではお祝い事で食べられる料理のひとつ。レチョンが豚、ウロが頭の意味で、豚の頭の丸焼きです。ちいさく切り取り、「マントーマス」というソースをかけていただきます。皮がパリパリな食感、口に含むと脂がじゅわっ広がります。見た目のインパクトもすごいし、味もよくて、お祝いの場にふさわしいとされるのも納得です。
これは、シニガン Sinigang。タマリンドという果実から作る酢を使った、酸味のある具沢山スープです。家庭料理なので作る人によって具も違うのですが、これには豚肉、トマト、芋などがゴロゴロ入っていました。豚肉は脂身も入っているけど、酸味があるのでスルスル食べれてしまう…!
以前このお店の他のお客さんが、ごはんにシニガンをかけて食べていて美味しそうだったので、今回わたしも真似してみました。うまい。
デザートもいろいろ!
紫色のものが、誕生日ケーキ。すでに切り分けた状態のものなので、なにがなんだかわからない紫色のグチャグチャにしか見えなくて残念なのですが…!「ウベ」というフィリピンのスイーツによく使われている、紫山芋の味のケーキです。
Republicさんのケーキは味もおいしくて見た目もド派手でかわいいので、解体前の姿を見てほしい…!わたしも途中参加なので見られずでした。見たかった!
手前には小さなケーキと、フルーツサラダ的なものも(どちらも名前は失念しました…)。Republicさんはカップケーキみたいな小さい焼き菓子もおいしいんですよ。
正直、この日は先約があって、晩御飯を食べてから伺ったので、あまりたくさん食べられなかったのですが!もっと早く知っていたら!お腹を空かせてから行ったのに〜!と思いました。
今回のイベントでは、フィリピンルーツの若手歌手、マリアさんのライブパフォーマンスも。マリアさんはしばらく治療のために活動休止されていたそうで、今回のイベントが彼女の復帰ライブとのこと。リラックスした雰囲気の中で、いろいろな曲を聞かせていただきました。
ライブの後は、店内のモニターでフィリピンのアイドル(P-Popという独自ジャンルが確立されています!)のミュージックビデオを見ながら、お客さん達と語らうなどしました。
フィリピンのお祝い料理をお腹いっぱい味わって、フィリピンのエンタメにもたっぷり触れて…!短い滞在時間でしたが、とても楽しい体験になりました。Republicは食文化だけにとどまらない、エンタメなどを含めた広範囲のフィリピン文化に触れられるお店なので、ぜひみなさん気軽に遊びに行ってほしいです。
Philippine Cafe&Bar Republic
住所:愛知県名古屋市北区大曽根3-10-16 ライオンビル大曽根 4F