2025年アレクサンダー・テクニークの教師養成コースに通った感想など

 2024年12月より、アレクサンダー・テクニークの教師養成コースのレッスンに通っていました。これからも通いますが、現時点での自分の考えていること、思っていることを記録のために書き残したいと思ったので、ここに載せます。

今回書くのは自分の学びについての備忘録で、現時点でアレクサンダー・テクニークについて自分が説明できること、は機会を改めて書いてみたいと思います。

そもそもなぜレッスンを通うことにしたのか

学生時代にアレクサンダー・テクニークの個人レッスンを受けていました。社会人になり、教える仕事をやるようになってから、アレクサンダー・テクニークの知識を活用できないか?と思うようになりました。


特に部活動指導のお仕事では、さまざまな楽器を教えています。楽器を教えることはよき手本であることともほぼ同義ですが、今からそれぞれの楽器のプロフェッショナルになることは現実的ではありません。それならば、どの楽器にも共通する身体の使い方の観点から、有意義な指導をできるようになりたいと思いました。


かつてレッスンを受けていた先生の教室で、教師養成のためのコースがあったので、2024年11月ごろに教師養成コースに通いたい旨連絡しました。これは継続的・長期的に通いながら学ぶもので、今後も継続する予定です。


レッスンでやっていること

1回のレッスンは9時から12時の3時間、これが1ヶ月に8回あります。

やっていることは大きく2点、

  • 先生から個人レッスンを受ける
  • アレクサンダーの著書などを読む

に、取り組みます。

先生は2名いて、それぞれ体を通じたマインドなこと、マインドを通じた身体のことを、30〜40分ほどのワークから学びます。

ワークや本読みのほか、お茶を淹れたり、雑談をしたり…などもします。

からだのワークは本当に先生ありきというか、自分ひとりで再現できないというか…、すぐに忘れてしまうのでもどかしく感じます。

そのことを先生に話したら「まず体験をすることをレッスンでやっている。体験したら、その選択肢が出てくる」と言われたので、いまのところ、純粋に体験を楽しむことにしています。

読んだ本

2025年に読んだのは

  • 個人の建設的で意識的なコントロール
  • ゴールディのアレクサンダー・テクニークの教え方
  • 自分の使い方

の3冊でした。

現在は『人が受け継いでいる最高のもの』を読んでいます。

アレクサンダー本人による著書は難解ですね…。ゴールディの本は、アレクサンダー氏から教えを受けたマーガレット・ゴールディー氏のレッスンを受けた人の著述だったので、書き方が複雑ではないという意味で、わかりやすく感じました。

レッスンでは先生の勧めで、すべて石田康裕さんの訳書を使用しています。石田さんの訳は直訳的な表現が多用されており、だからこそ分かりやすいと感じる部分も多いのですが、だからこそわかりづらいと感じることも度々ありました。校正・編集の入っていない私家版だからこその利点・欠点だなと思います。

Kindleで原語版を購入し、レッスンでも時折照らし合わせながら読んでいます。

個人的に他の訳書も読みたいと思い、年末に個人的に購入しました。こちらもレッスンと並行して、少しずつ読んでいきたいと思います。

感想

2025年の最初に立てた目標のひとつに「習慣をよいものに変える」というものを立てていたように思います。

2025年の最後のレッスンでは、この目標自体がそもそも、アレクサンダーの考えでは間違ったものなんじゃないか?と気づきました。最初に立てた目標とは、全く違う場所にいるけれど、その気づきがあること自体が学びがあったことの証左のように思います。

しかしながら正直に言うと、12か月休まず通って(遅刻はしているけど)、合計で100万円以上のレッスン料を払っているので…!もっと確実な、目に見えて分かるような結果が欲しい!と思ってしまう部分もあります。

それ自体が、アレクサンダーのいう「エンド・ゲイニング」という、結果を求めて行動をする原理になるんじゃないか、という矛盾もまた思いました。

1年通って、自分の考え方の癖、人々の考え方の癖に気付くようにもなりました。会話などの中で「それはエンド・ゲイニングだ…!」と思うことが増えました。

何かをしなきゃと思ったときに「いま義務感を感じているな!まずこの状態をインビビジョンしよう…」と思うことが(こんな仰々しい脳内会話はしませんが)あります。

といってもやはり、自分自身では自分の癖に気付きにくいものです。先生との会話でひっくり返してぶち壊して、また癖の状態に戻って、ひっくり返して…の繰り返しです。

これからやりたいこと

もっとしっかり学んだことをアウトプットしたりして、定着させたいと思ったので、今後はレッスンで学んだ内容などを、自分の日常に絡めながら発信もしていきたいと思っています。

以上です。

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