読書メモ / 「嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議」を読みました。

はあちゅうさん、イケダハヤトさん、箕輪厚介さん、渡辺将基さんによる「嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議」を読みました。(なんとまだ出て間もないのに kindle unlimitedにあった!)
みなさんそれぞれ、文章に携わる仕事をされていて、それぞれのフィールドで活躍されている方です。



バリバリに働いているわけではない一学生のわたしとしても、参考になることがたくさんありました。

まず、飲み会についてのはなし。

わたしは飲み会が苦手です。かと言って行かないわけにもいかない、みたいなときに悩んでいたのです。
はあちゅうさんが挙げていた飲み会に対するマイルール、

● 5人以上の飲み会は行かない
ご飯会のコンテンツはご飯ではなく 「話 」だと思っているのでちゃんと相手のことが知れる最大人数って 5 、 6人くらいまでかな 、と 。(No.711)

これ!
とても頷きました。
大事なのは話なのです。相手から聞いたり自分も口を挟んだりするとき、大人数だとまともに話できないです。

カラオケだとわかりやすいけど、パーティールーム級の大人数でカラオケに行くとき、カラオケ自体は大事ではなく、大人数で大騒ぎすることが目的になっている。
カラオケは時間的にも制限があるし、複数人でお互いに歌うことを楽しめる人数は、せいぜい6人くらいかな?

飲み会自体が悪なのではなく、何を目的として行われるのか、そこで自分が何を得られるのか考えて、行くかどうか決めればいいのです。

イケダハヤトさんもはあちゅうさんも、話したいなランチでいいじゃん!というようなことを言っているので、なんだかありがたい。思ってもなかなか言えないのだ…

今までは飲み会に行くかどうか考えてやめるとき凄まじい罪悪感を持っていたのですが、無理するくらいなら参加しなくてもいいのかな、と軽く考えられるようになりそうです。



それから、箕輪さん、渡辺さんのスランプの乗り越え方もおもしろかったです。

 まあ有り得ないけど 、もしそうなったら死ぬほど嬉しいな 、っていうような妄想をして 、実際に思い込みます 。そうすると当たり前ですが 、やる気出ますよね。(No.1528)
箕輪さんのスランプ対策のひとつ、やる気がないときは妄想をしてやる気を出すという方法。
「すごく難しいフレーズができないとき、それが出来て女の子たちの注目の的になれた自分を想像しながら練習する」と、言っていた先生がいらっしゃるのですが、それと同じじゃん…と思いましたました。

渡辺さんは、どんな人でも好調と不調の波があるものなので、いい調子の時もそれを忘れず、不調の時期が来てとどんと構えておく、というスタンス。常にいい状態を求めがちですが、スランプを乗り切ればまた調子は良くなるので、動じない、ということ。

加えて、いつもと変わらずに発信を続けることの大切さを書かれています。
悪い時期にソ ーシャルなどでの発信が弱くなってしまう人を見かけますが 、個人的にはこれもあまり良くないんじゃないかと思ってます 。周りからも 「あの人 、上手くいってないから元気ないのかな 」と思われますし 、自分も肩身が狭くなってどんどん悪い “気 ”を引き寄せてしまいそうな気がします 。(No  1600)
ソ ーシャルでの発信以外でも 、スランプになるとみんな自ら悪い “気 ”が寄ってくるような行動をしがちですよね 。気持ちわかりますが 、そこはこらえて平常運転が吉だと思います 。(No. 1606)
これは、はあちゅうさんの「モチベーションがあるふりをして自分を騙す」(No.1444)という方法とも、通じるものがある気がします。

・・・
この本、フリーで働くイケダさんとはあちゅうさん、組織で働く箕輪さんと渡辺さん、という感じなので、4人意見が似ていたり、ときに違ったり…おもしろいです。
他人の仕事について読んだり聞いたりするのはたのしいですね。

Kindleのアプリだと画面の大きさ的に改行が合わなくて読みづらい箇所もあるので、また読むときは紙の本で読みたいなあ。