勧められた本を読むことについて

わたしの留学前、渡仏直前に、小説をプレゼントしてくれた友達がいる。


彼女はこの夏の一時帰国のときも、去年プレゼントしてくれた本の続きをその場で買ってプレゼントしてくれた。
飛行機で時間をつぶせるように、とのことで、その場で読みたい気持ちを抑えて、機内で読ませていただいた。楽しかった。


本を贈られることはうれしい。
買って贈ってくれるほどオススメなものは、だいたい面白い。
しかも、そういう本は自分では選ばない本だ。 新しい扉を開けるようで、ワクワクする。



別の友達にも、ブックオフでオススメの小説を教えてもらいながら、何冊か選んだ。かなり真剣に、本棚の前で本をピックアップしてくれた。

名前を知っているけれど読んでない本、というようなタイトルが並んだ。
わたしがひねくれ者だというばかり、あえて読まずにいた本ばかりだ。やっぱり有名な本は面白いんだな、と思った。

すごい勧められても全然読む気も起きないこともあるけれど、逆にこうやってあっさり受け入れられることもある。やっぱり、勧めてくれる人を信頼しているとか、感性やら感覚やらが似てるとか、そういうものがその違いなのかもしれない。

あとは、気分。