飛行機の中で観た映画のメモ。「The Boss Baby」「三月のライオン」ほか

映画をなかなか観に行かない人です。嫌いなのではなく、映画館に観に行かないというだけです。この夏、せっかく飛行機に乗ったので、興味が出た映画は全部観ることにしました。

別に誰に特になるわけでもないけれど、せっかく観たものを忘れてしまう前に書いておきます。雑な説明と、雑な感想。

「The Boss Baby」

主人公のもとにすごくかしこい赤ちゃんがやってきて、主人公はその赤ちゃんがすごく嫌い。でも赤ちゃんのために、力を合わせて頑張る話。家族。愛。

冒頭で、「子供はだいたい妄想の中で生きている」というような主人公のセリフがあるのだけど(うろ覚え)、アニメなので、その妄想の描き方に夢があって好きだ。
アニメはいいよ。妄想を具現化できるのだから。最高だ。

こういう、嫌いだった人がちょっとずつ好きになっていく作品、よくあるけど、観ているこっちも主人公と同じ気持ちになっているから不思議だ。どういう仕組みなんだろう、


「相棒 劇場版IV 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断」

前もウイルスがでてきてこれがばらまかれるとやばぞ!ってやつ、あったよな?と思ったけど、相棒って似た話が多いのか、私が別のドラマと勘違いしているのか。

米沢さんが電車のトリックを暴くところが好きだった。


「本能寺ホテル」

本能寺ホテルというホテルに泊まることになってしまった女の子の話。ホテルのエレベーターが本能寺の変の前日と繋がっていて、そっちとこっちを行ったり来たりする。

主演の綾瀬はるかさんがかわいいのでみててたのしかったのだけど、ちょっと天然すぎる設定じゃないかと不安になった。

彼女が現代のモノをそこにおいて行っても、燃えてなくなってしまうのだから確かめようもない。…と思ったら、ちょっと夢があると思った。


「君と100回目の恋」

死んでしまう運命を変えたい恋人ががんばる話。大学生。バンド。

恋愛ものは苦手なのだけど、時間飛び越える系のお話が好きなのでたのしかった。時間操る系はどこかで、おかしくなっていくよね、時間は不思議だ


音楽やってるシーンを見ると、この作品に限らず「そんなのありえねー!」みたいなシーンもちらほらある。そういうのを「こういうのもあり」という視点で見るようにすると、余計な突込みをしなくて楽。世の中、わたしの知らない現場のほうが多いのだ。あと、ストーリー上でいらない部分は端折られる。それでいい。

かなりうろ覚えだけど、部室の片隅に「いい音楽はいいフォームから!」みたいなことが書いてあったのが、もっともだと思った。

miwaさん演じる葵海ちゃんが、チケットの端っこやらいろいろな紙の切れ端に歌詞を書いていくというのが、かわいい。創作のネタは日常に落ちている。


「三月のライオン」

17歳のプロ棋士の話。意識。言語化。

わたしが見たのは前編かな。これは原作が漫画だったのですね。そういえば以前Twitterでこの漫画のどこかのコマの写真が流れてきたのを、見たことがあるなと。

将棋が全然よくわからないのだけど、言葉が少なくなる分、表情や体の姿勢で演技しているのが、すごい。こころの在りかたが、体の在りかたでわかるんだな、と思った。

義理のお姉さんがきれいでかわいい。悪役なのかと思ったらちがうっぽくて、ちがうっぽいといってもこの人がとういう気持ちなのかよくわからない部分が多かった。わたしが能天気だから共感できないだけかもなあ。

後編も見たいしあわよくば原作に触れたい。