インターネットで出会った人と、初めて現実で出会った話

昨日の話。インターネットで他人に会うの初めてだったのですが、それがちょっと不思議な感覚だったので、差し障りのなさそうな範囲でさらっと書いておく。 

ことのならわし

昨日お会いしたのは、もともと言語交換をしていた人。
言語交換というものは、フランス語を学んでいる日本語ネイティブ(わたし)と、日本語を学んでいるフランス語ネイティブが、お互いに教えあうというもの。

これ、語学学習をする人にとって、結構定番の学び方らしい(留学するまで知らなかったけれど)。
わたしも、他の方の話を見たり聞いたりして、去年の今頃からアプリや掲示板で書き込みをはじめた。

わたしにコンタクトを取ってくれる方はたくさんいる。が、わたしのやり取りがへたくそすぎて、途中で途切れてしまったり、返事を送るのが億劫になったり、あまり意気投合できなかった。

昨日お会いした方とは、半年くらいゆるーくやり取りをしていた。なんとなく気が合う(合わせてくれている?)人だったので、それまでのやり取りでも嫌な感じはなかった。
わたしが話すのがとてもへたくそなので、話す練習をしたかった。なので、その方にこちらから、よかったら会いませんか?と話を出した。 昨日実際に会うまでのやり取りは、電話と文字だけ。

感想と反省

もし会ってみて「全部ウソでした~!! 全然違う人でーす!!」っていって犯罪に巻き込まれてしまったらどうしようという、疑心暗鬼な気持ちもあった。実はそういう事態への対策もちょっとしていた。
しかし、それは全部ひっくり返された。やり取りしていた感じからくみ取っていた雰囲気が、そのまんまだった。あ、そのまんまなんだ。
こんな外見だったんだ~みたいな驚きはあった。でも、ぜんぜん初めて会った感じしない。

わたしはすぐに言葉が詰まるほうなので、無言になってしまって困らせたな、とかそういう反省をしている。
どれだけ丁寧に文章を書いて取り繕おうとしても、会話になるとごまかせないなと。だめだめなことが、ばれてしまった。言いたいこと全然言えない姿を見せて、幻滅させたかもしれない。

それから、初めて会った気がしなさすぎて、馴れ馴れしすぎたかもしれないということも反省している。わたしは紙に絵とか文字とか書きながら人の話聞くのが好きなんですが、それ普通にやってしまった。いろいろしでかしたけど、たぶんそれがいちばんひどい。総じて幻滅させたかもしれない。

あと単純に気配りのできるやさしい方だった。気配りのできる人には安心して無言になってしまう。いかん。なんという受け身なんだ。わたしも気配りのできるやさしい人になりたい。

今後

また今度、という話をした。ので、また次回があるとうれしいとやんわり思っている。そのためにちゃんと話せるようになろうと思った。ちゃんと相槌が打てるようになりたいし、語彙増やすし、面白い話題も用意したいし、教養増やしたいし、全然話せないとか言っているくせにすぐに言葉が出てきてすごいからわたしも追いつきたいし、誰かがいると頑張れるってこういうこともあるのかなとか。
今後も仲良くしてもらえるように頑張りたいし、仲良くしてほしい。とても感謝しています。ありがとう。

またねー