フランスにおいでよ

自分への取材手帳リレーマガジン、遅ればせながら更新しました。

音大と音楽院の学費を比較したよ #自分への取材手帳 #お金のこと|オーノサエ|note


そのノートで使おうと事中に使おうと思って作った表もここに貼りましょう。
言いたいことはだいたいこの表に書いてあります。

いろいろ違うんですよね。どちらも良い面があり、悪い面があり。

わたしは大学に入ってよかったこと49よくなかった51くらいの割合で思ってる。加えて、留学をしたことも間違いだったのかもしれないという気持ちもまた、持っています。

選択肢がいろいろあるといいよね

そもそも、日本で音楽を専門に学びたいと思った時に、大学しか選択肢に残らないのが、なんだかすごく厳しい現実…のような気がします。
専門学校も確かにあるけれど、殆どの音楽学校が、ポピュラー音楽の学校ですよね。クラシックを専門に扱う学校は少ないような。音楽大学は、国公立はレベルが高いけれど狭き門でもある。私立は門が広くて学費が高い。

教員や音楽療法士など、なりたい職業に必要なの資格を取るために音楽大学を選ぶ人ももちろんいます。そうではなく、単に音楽を専門的に学びたいという理由で音楽大学を選んだ人も、多いと思います。(そのついでに、教員免許を取る、みたいな人もね!)

音楽院は、フランス語そのままだとコンセルバトワールConservatoirといいます。これは、保存するという意味の動詞"Conserver"から来ています。音楽文化を保存するための機関、そのための教育になるので、国がお金を出して、力を入れているのです。留学生はその恩恵にあずかっているだけにすぎません。

国立はレベルが高いし狭き門ではありますが、それ以外にも公立の学校がたくさんあって、門は広く開かれています。文化を保存しなければならないからです。だから、根本が違う気がします。

ハードル

わたしがフランスに行こうと思ったのは高校生の時でした。そう思えたのは、大学を出てからフランスに留学する、というケースを知っていたからです。そもそも、当時から師事していた先生がそうだったので、その影響は強いです。

身近にいるかどうかはともかく、この頃も「留学しているよ!」とネット上で積極的に発信している方が多いです。留学ほどの話ならば、こうしてなにか前例を見つけると、すこしだけハードルを下げられる…かもしれません。

フランスにおいでよ

とはいえ、フランスに行こうと思ったらどんな準備をしたらいいのか、まずフランス語がわからなかったら情報すらないし、フランス語の勉強だってどうやったらベストかわからないし、意味わからないこと多いので、行こうと思えないんだろうな、と思います。飛行機代も高いし。

そういう部分もやはり、わたし含め実際に留学している人たちが書き残すことで、参考になる情報の絶対数を増やしていくことはできる…かもしれません。

わたしは特に、語学の準備が全く間に合っていないし、メンタルもやられていたり、留学に失敗している例だと思うので、「他人に散々迷惑かけたやつは黙ってろ!」と言われても無理はないのですが、しかしながら「こうならないためにどうしたらいいか」という部分は、無駄にしたくないです。

もしもわたし自身の良し悪しを棚に置いて話をしてもいいなら、この環境はすごくいいんですよ。こういうことはお節介で余計なお世話で黙ってろ婆みたいな話かもしれないけれど、だから日本で勉強している実力のある人たちが、こっちに来たら、すごく、いいはずです。

言いたかったこと

音楽を学びたいと思った時に、留学をすることは現実的な選択肢のうちのひとつになるといいな、と思っています。

またね!