感じたこと思ったことを全部文字で 書き表す自信がまったくないのですが、でもやっぱり書き残しておこうと思います。今日はこちらに。エスケシュを取り上げたフェスティバルの最終日でした。オケはフランス放送フィル。— オーノサエ🎷 (@sae_ono) 2018年2月11日
オルガンのコンチェルト、こわかったです。こわい。
これをちゃんと表現する語彙が欲しい。がんばろう pic.twitter.com/dR1JMN46rW
エスケシュのコンチェルト、とてもこわかった。
と思うのは、曲そのものの緊迫感に加えて、わたしがオルガンという楽器をあまり知らないからか感じることなのかもしれません。ホール全体が楽器、みたいな大きなものを一人で操る、オーケストラを飲み込んでしまうくらいの音量や、音の分厚さで圧倒させられる。
他の楽器のコンチェルトのように、オーケストラの上にソリスト、という形だけではなく、オルガンの上にオーケストラが乗っているかのような、逆転した個所もあり。
先日聴いた同じくエスケシュ氏によるオーケストラとオルガンのための曲より、オーケストラとオルガンの対立を感じる曲でした。
と思ったのは、ローラン・キュニオLaurent Cuniot氏による、オーボエおオーケストラのための「二重の天使L'ange double」こちらは初演。オーボエの重音とか微分音とかたまらくかっこよかったんですよね、クラリネットとのやりとりはどこもかしこも素敵だったんですよね、とかいろいろ思ったのですが、でもそれを言葉にして誰かに見えるところに出すことは自分がその部分しか注目できないことを晒すわけで、でも冷めないうちに書いておこう— オーノサエ🎷 (@sae_ono) 2018年2月11日
ふと思ったのですが(遅い)、オーボエとクラリネットが少し音をずらしながら重ねているのは、どちらも天使の姿だったのかな、、本当に素敵だった。
オーボエの特殊奏法あんまり聴くことがないのだけど、かっこいいなと思いました。サックスは音量が大きいから映える…みたいなことを思っていたけれど、音量は関係ないな、と思いました。どう吹くかだな…。
いますごく思うのは、自分が触れたことない楽器は想像できないということ。
今回、前回もだけれど、弦楽器がとても小さな音を演奏する場面が何度もありました。すごく不安定で、難しそうで、でもそれがどのくらい難しいかは想像ができませんでした。
それはたぶんサックスで言えばフラジオで合奏するようなものなんだろうな、とか、そんな想像をしているのですが、こうやってレベルの高い奏者さんたちでも難しいことがあるんだなとか、そんなことを思ったりとか。
知らないことばかりでした。たくさん知りたいです。またね!