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Showing posts from March, 2019

少しは人の役に立ちたい

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日記です。 水曜日に、深津貴之さんのnoteを読んだ。 あなたが真にすべきは、スキルセットに応じた形で「インターネット全体に奉仕すること」だ。 インターネットに、自分の業界に。 そこに貢献するというのは、すごく腑に落ちた。 今までも、フォロワーを増やすノウハウはいろいろ見てきた。でもどれも「やるぞ!ーと意気込んで折れるだけだった。やっているうちに「別にここまでしてフォロワーいる?」と思ってしまった。1日30ツイートとかも、無理だった。 ネットで音楽について探し物をする機会は多い。欲しい情報や、面白い記事にたどり着けたことは何度もある。それは書いた人がいるから、たどり着けたわけで。Google検索だけではたどり着けなかった情報だって、たくさんある。 フランスに来てみないとわからないことは、ないかもしれないけど。 でも、本にしか載っていない情報はある。そういう本は図書館にすらないこともある。 自分が必要だった情報を、自分の言葉に噛み砕いて、インターネットにのせていく。同じように必要としている、誰かのために。 物知りにはなれそうにないと思ってきたけど、やっていくうちに物知りになれるかもしれない。そういう物知りになれたらかっこいいな。かっこいいな……! 最近、ブログが個人的なことを書くメモ帳みたいになっているけど、これでよいです。 noteは書けば誰かのところに飛んでいってくれるから、業界に貢献したい話題はnoteに書くようにします。そういう感じで行きます。

クラオタにはなれない、それどころか

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たとえコンサートをたくさん聴きに行ったところで、音楽に詳しくなれるわけじゃないんですよね。という話。 大学生のときに憧れの先輩から「デファイエの古城、まばたきをしているのを見てこれが動画だと気づくくらい全然動かない。これがカッコいい」と言われて、ああこれがカッコいいのか!と思って見まくった動画が、これです…! 自分にとって、古城はある意味特別な曲なのです🤔 https://t.co/7iPjEWv8IZ — オーノサエ (@sae_ono) 2018年12月16日 大学生のときの先輩が、クラシックが大好きで、楽器が大好きで、いつも楽器をさわって、いつも面白いことをやっていて、すごくかっこよかった。わたしも先輩みたいにクラシックに詳しい人になってみたかった。でもならなかった。 クラシックを専門にしているはずなのに、サックスの界隈の曲しか知らない自分が嫌だった。それどころかサックスの曲も詳しくない。 変わりたかった、変えたかった。なじみのない分野と自分を結びつけるためには、それをなんとかして自分事だと思う必要があった。そこで選んだ手段が、演奏会に行くことだった。 2018年は演奏会にはたくさん行った。 たくさん聴きに行ったおかげで、何度も聴く作曲家の曲は身近になった。ベートーヴェンを面白いと思えるようになった。興味が皆無だったブラームスは好きになった。 でも行ったというだけで、よかったかどうかも思い出せない演奏会もあった。 たくさん聴けばいいってもんじゃない。殆ど覚えていない曲もある。覚えていない曲が殆ど。 昨日はリヒャルトシュトラウスの英雄の生涯を聴いた。パリ管。 英雄の生涯、よかったです。 あまり詳しくない上仁、予習もできていませんでした。でも、物語の大筋を知っていたので、展開を予想しながら聴けました。 もしそれ以上のことを知っていたら、もっと楽しめたんだろうなあ、と。いつもこればかり。 悔しさを積み重ねて、また次行く日に生かすのみです。 — オーノサエ (@sae_ono) 2019年3月20日 交響詩なんて、物語の内容がわかっていなければおもしろくない。モチーフがわかっていて、物語に沿ってそれが動いていくことがおもしろいのに。 え?英雄の生涯なんて知ってるでしょ? と思った。自分でもそうやって、当然知...

フランスで初めて小切手の換金をした

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経緯 わたし宛の小切手が1枚あり、それを換金しなければ、と思い続けて早数か月。 ふと思い出して調べたところ、小切手に期限があるらしいことを知りました。期限があるなら換金しないとやばい。ただの紙切れになってしまう。 小切手の期限は6か月? 2017年7月1日から小切手の期限が6か月以内になる というブログ記事 *1 を発見。 しかし、フランス行政のページには、2018年12月現在で1年と8日だと書いてありました *2 。こちらは「6か月以内」が始まる以前の期限。 どういうことなのかと思ったら、 なにやら6か月にする案は出ていたものの、国会で1年に戻すことが決定されたとか *3 。 わたしも6か月過ぎていましたが、換金できました。よかった。 換金してみよう ①小切手の裏に自分のサインを書く ②銀行に行く ③用紙(remis de cheque en euro)をもらう。 ④日付、小切手を発行した相手の銀行名義、一枚一枚の小切手の金額、換金する小切手合計枚数、自分の口座番号、合計金額、自分の名前…を、記入。 (ちなみにこれ、じぶんの小切手帳の最初のページに同じ用紙がついています。しかも口座番号と自分の名前があらかじめ書いてある。あれば使うと楽です) ④備え付けの封筒に入れて、専用の箱の中に投函。 数日後、自分の講座におかねが入っていることを確認して終了です。 はやめに換金するが吉 小切手、はやめの換金が吉です。もらったらすぐ銀行に持って行ってこれをやるのがよしです。なぜなら忘れるから。忘れると紙切れになります。1年8日経つ前に思い出してよかったと、胸を撫で下ろしています。 *1 http://france-omoshiro-news.seesaa.net/article/438909534.html *2 https://www.service-public.fr/particuliers/vosdroits/F2402 *3 https://www.huffingtonpost.fr/2016/09/29/duree-validite-cheques-un-an-assemblee-nationale_n_12242426.html

フランス国内で追跡・受け取り証明つきの郵便を送る

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タイトルの通り。 経緯 滞在許可証の申請をしたら、書類が不足しているから出してくれ!というお便りが届きました。あと小切手を送らなければいけない用事があったので、それも。 いままでは普通に、追跡なしで送っていました。しかし、ここ最近Amazonで注文したものが届かなかったり、紛失されたりしたことがあったので、きちんと追跡をつけてみようと思いました。 手順 ①送りたいものを持って郵便局(ラポスト)へ行く。 ②窓口で係の人に「Lettre recommende avec avis de réception」で送りたいんだけど!と伝える。 ③専用の用紙をもらえるので、宛先と自分の住所をそれぞれ記入する。 Destinataireが宛先です。書いてしまってから写真を撮ったのでぼかしました。右のぼかしは追跡番号です。 ④もう一度窓口の係の人のところに行く。 ⑤支払い わたしは係の人に言われるがまま、自動販売機で切手を購入。 金額は5€とちょっとくらいだったはずです。重さによって変わるはずです。それからこれはフランス国内の場合です。 ⑥係の人がいい感じに用紙を封筒に貼り付けたりスタンプを押したり切手を貼ったりあれやこれややってくれるのを待つ。 ⑦控えをもらって終了。 控えに書かれている追跡番号をラポストのホームページに入力すれば、追跡ができるはずです。やってないけど。 これが届いたら、相手が受け取った旨のお返事が帰ってきます。さすがにまだ来てないけど。無事に届くのを待ちます。 おわり よくよく考えれば日本でも大切な書類を送るときはレターパック500みたいに、追跡ができて受け取りにサインの必要なもので送りますよね。届くから届かないからとかじゃなくて、そういう感覚をわたしは忘れていました。根本的になにかが抜けていますね。おやすみなさい。

最近の悩み

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すみません、何も生み出さないというか、自分の頭を整理するためだけの記事です。いつからメモ帳になったんだこのブログは。   母と電話した。 フランスに来て何も成長もしていないのにこのまま日本に帰るなんて無理、成長もしていないのにフランス帰りでーす!みたいに言って活動するなんてもっと無理… と言ったら「フランス行こうと決めてから色んな努力をした、そこがすごいんだよ。だから誇っていい」と返ってきた。うむ、 — オーノサエ (@sae_ono) 2019年3月13日 音楽、もう辞めても続けても苦しみしか見えない。ここまで続けてきたことを褒めよう、みたいな気にもならない。好きでここまで続けてきたんでしょう、っていう一言がつらい。きつい。 — ミヨー(くま) (@radiomezzoforte) 2019年3月16日 いやいやいやいや何も結果が残らなくても頑張ったことが大切だとか、いうけどさ、結局見られるの結果ですよ。大学生のときに受賞歴がなにひとつなくて(いまもないけど)とある面接のときに「なにもないじゃん」的なこと言われたの思い出します。結果がなければ音だって聴いてもらえないし価値もないよ。 — オーノサエ (@sae_ono) 2019年3月16日 頑張った、頑張った、頑張った、頑張った、頑張った、どれだけ頑張ってもそれが頑張ったアピールにしかないうちいは何の価値もないんだよ。みんな頑張ってるんだよ。失敗はただのデータだよ。何かが間違ってるんだよ。だからやり方や考え方やいろんなものを変えながら挑戦し続けるしかないんだよ、な、 — オーノサエ (@sae_ono) 2019年3月16日 最近、どうして留学しているのか、なにがなんなのかもうよくわからなくて、迷走どころじゃないくらい頭の中のどうでもいいところを何度も何度もぐるぐるなぞっています。生産性もくそもない。 好きで続けてきたんでしょう、と言われることへの、答えが分かりません。 これしかなくて続けて来たから、本当に好きだったのか疑問しかない。外的要因、上手な共演者と一緒に演奏する機会があるから、とか、いい反応があったから(曖昧からいい解釈をしているだけだな)、とか、そういうことが楽しかったのかもしれない。 自分がやっていて楽しいことなんてな...