「ルクワチュールLe Quatour」弦楽四重奏のコメディ

デサクセと、レボンベックのはなしをこのブログでちょっとしたので、またまた似たものの話を。
YouTubeでデサクセを見ていると、なぜかおすすめされるLe Quatuourという弦楽四重奏のグループ。



こんなふうに、有名な音楽に、ユーモアを加えて、演奏するグループです。クラシックだけではなく、ポップスやジャズも演奏します。 それも、おもしろく!

活動があったのは1980年から2015年。2015年に、Grand prix Sacem(ユーモア部門)を受賞しています。

もう活動していないのですが、YouTube上に動画がたくさんあります。(ただどうも違法アップロードっぽいものばかりで堂々と紹介する気になれません…)

バイオリンとギターが裏表になっていて。(!?)
くるっと回して持ち替えですよ。(!?!?)なかなかない発想で笑います。
(キャプチャーはhttps://youtu.be/UDgkrlrzRY0より)

持ち替えや、二人羽織や、歌ったり踊ったり…。やっていること自体や、子供みたいな純粋な発想を実行しているところも、本当にすごいのです。
動画をいろいろ見ていて思うのは、やっぱりテンポよく、切り替えよく、が大事だなあということです。これはデサクセの聴きに行った時も思いました。単に奇をてらったことをやるだけでは足りない。演出家さん、照明さんなど、その手のプロと組んでやっているから、お客さんが純粋に笑えるのだなあと思いました。
 
まだ続いているなら生で聴いてみたかった人たちです。弦楽四重奏でユーモア的なことをやっている人は他にもいるみたいですが、この人たちが元祖なのかも…。

デサクセにしろレボンベックにしろ、フランス発祥です。そもそもフランスが、音楽で笑いたい国なのでしょうね。