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Showing posts from September, 2025

フィリピンの定食「シロッグ」を食べる

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 フィリピンの定食にシロッグ(SILOG、シログ)というのがあります。シロッグはフィリピンでは定番の朝ごはんメニューで、目玉焼きとごはんの組み合わせによる定食です。 日本のフィリピン料理屋さんでは朝も夜も関係なく、この組み合わせにもう1品付けたお得なセットがよく出されているんだそうです。 というわけで、シロッグを名古屋市北区 大曽根にある、Phillipine Cafe&Bar Republicで食べました。この日は特に目当ての料理はなく、マスターにおすすめを聞いて、勧められるがままシロッグを頼んだ…という感じで、ここで初めてシロッグを知りました。 これ!メニューにはLONG SILOGと書いてあったかと思います。発音は「ロンシロッグ」。 長いシロッグ(!?)というわけではなくて、LONGはフィリピンのソーセージ、ロンガニサのことを指しています。というわけで、聞きなれない名前ですが、実態はソーセージ定食です。 ロンガニサは、短めで赤色っぽいソーセージでした。ちょっと甘めの濃い味付けのソーセージで、よきごはんのお供になります。日本で一般的に売られているソーセージとは違って、肉汁があふれるとか、パリッとした食感があるとか、そういう感じのものではありません。少しずつ食べ進めました。 カップに入っている透明な液体は、タマリンドという果物の果汁です。これを付けるとさっぱりして、それもまたおいしいんですよね。タマリンドもフィリピン料理ではよく使われる、定番の調味料です。 ちなみにRepublicでは、こういったお料理を頼むとスープが付いてきます。 シロッグみたいな、単純明快な組み合わせにその国の定番が隠されているの、面白いですよね。 フィリピン料理はどれも日本ではマイナーなものばかりで、わたしもRepublicか、フィリピン関連のイベントでしか食べたことがありません。他の東南アジア料理よりも辛い料理が少ないのも特徴で、醤油ベースの味付けだったり、酸味で変化を加えたりしていただくのが多い気がします。Republicではおすすめを聞きながら、説明をもらいながら選べるので、フィリピン料理初心者にもおすすめです。 問題は、早い時間に行くと結構しまってること…!わたしは19時~20時ごろに行くとよく閉まっていて引き返すし、Republicでお会いしたお客さんからも「前に来...

ネパールの定食「ダルバート」を食べる

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インド料理のナンやカレーをやめて、ネパール料理1本でやっていくことにした料理屋さんに行きました。名古屋市営地下鉄 覚王山駅と本山駅の中間くらいにある、「タルカリ」というお店です。 わたしがここに行ったのは10年ほど前で、その時はナンとカレーを出していたお店だったことは覚えています。その時の印象も残っているけれど、かなり違うような…。 わたしが今回頼んだのは、「ランチダルバート」。ランチは日替わりセットかダルバートかのどちらかで迷いました。この日は日替わりがビリヤニだったので、食べたことのなかったダルバートのほうを選びました。ベジダルバートにしました。 ダルバートと言うのはネパールの定食でおかずをご飯に乗せて、そこにスープをかけながら食べるものなんだそうです。 この日、この時間帯の客は自分ひとりで、薄暗い店内で頼んで待っているとなんだか緊張しました…。運ばれてきたダルバートは、木のお皿の上に、ごはん、おかず、スープなどが並べてあって、薄いおせんべい状の「パパド」がその上に乗っているような状態でした。 スープをかけながら食べて味の変化を楽しむものなんだと書いてあったのですが、おかずとスープでは全く違うスパイスが使われているので、確かに味の変化があり、食べ始めから食べ終わるまで全く飽きない! スープと同じ大きさの小さな小鉢に入っているのはカレーでした。これはいわゆるインドカレーとは全く違う感じの、とろみのないスープカレーです。辛味はあるけど刺激的な感じではなく、あくまでアクセントとして辛味が使われている感じがしたのが面白いです。 ヨーグルトをかけて食べるといいらしい…。ヨーグルトもまた、一般的によく食べるヨーグルトとはちょっと変わっていて、水気が多い、とろみのある液体っぽいものでした。ホエイの成分からくる酸味、乳成分のまろやかさが1:1で共存している感じ。これも味変によかった。 ヨーグルトの横にある半透明の液体は甘かった、ナツメとか南天みたいなナッツ系の甘味がしました。これはなんだったのか…。 とにかくよかった。店員さんの態度、店内の印刷物、お店の前に出ている看板、すべてにこだわりを感じられたのもよかったです。 このときはたまたま、春のキャンペーンをやっていたそうで、シールを集めるとお皿がもらえるのだとか。キャンペーンをやっているとまた行きたくなる…と思っていたけど、結局...

自分が何をやってきたかを書き残すこと

仕事でやることをこなして、きちんと日報を書いて送れるとき、とても気持ちよく一日を終えられます。何をやっていたかわからず、集中もできず、来る電話を出て人に取り次いでいるだけのときはとても自己肯定感が低い…、ということが最近よくわかりました。いや、最近に限らず以前から思っているので、全く学んでいないですね…。 何度も何度も、あちらこちらで言われていることですが…、小さなことでもいいから達成感を得よう!みたいな、至極真っ当なこと、本当に簡単なことから着々とやっていくことが、一番大切なんだなと思います。何も進まないとき、うまくいかないときって、一発逆転でどでかい成果を上げようとしてしまうというか…、上げられるような気がしてしまう錯覚を起こしてしまうのですよね。日々の積み重ねもなく突然大きな成果が上げられるなんて、そんなうまい話があるわけないんですよね…。 仕事でも、自分の活動でも、やってきたことを書き残していくことが大切だなと思うのに、ど~~~もできなくて。。ブログもずっとここにあるのに、書けばいいのにずっとほったらかしで…、また新たに習慣を作っていきたいと思います。 こういうひとりごとみたいなものを書いたあとは、きまって数年後に後悔するのですが…。未来の自分に許してもらえるように、いまコツコツ頑張ろうと思います。