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Showing posts from September, 2018

わたしはどうしてやたらめったら演奏会に行くのか

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やたらめったら演奏会に行くようになってしばらく経ちます。 今年の1月から、毎週水曜はパリ管弦楽団の演奏会に行こうと決めて、2月からはラジオフランスでも気になる演奏会があることを知って、シャンゼリゼ劇場にも行くようになり、春にはオペラも一人で行けるようになり…当日券買えなくて泣くなく買えることも増えました…。 手帳にチケットを貼っているのですが、チケットの厚みで手帳がかなり膨らみました。 一人で行って、一人でインスタなりツイッターなりに上げて。それを見た人から「なんでそんなことしてるの?」と言われることが増えた…ような気がします。それ以外の目新しい露出がないがためにそのことを聞かれるだけかもしれないですけど。 いつもバラバラなことを答えている気がするので、改まって、ちょっと理由を書いて見ようと思います。 今しかない 若い人は安いから今聞くしかない。 今は10€とか30€とかで聞ける演奏会 も、あと数年すると70€とか100€とか払わないと聴けなくなりますし。生きていれば歳をとりますから。 安いうちに聴けるものを聴いておきたい貧乏根性…です…。 わたしは一生フランスに居るわけではない わたしはそのうち日本に帰国するつもりなので、フランスのオーケストラや演奏家の音を機会って、無限にあるわけではないのです。そう思うと、少しでも気になる演奏は耳に入れておきたくありませんか。 自分の耳で聴く 人に勧めるときに、「わたしはこれが好きだから、おすすめしたい」と、はっきり言えるようになりたいです。だから、わたしは自分で自分の耳と価値観を育てたいです。 実際パリでも「もう聴きに行くもんか!!!」って思ったオケもあるし、「このオケはちょっと足りないところもあるけど面白いところが多いから好き」っていうオケもあります。誰に言われようと わたしはわたしの耳で聞いたものが全てです。 詳しくないジャンルを「自分事」にする サックス奏者ってサックスの曲ばっかり聴いてません?っていうのが嫌で。サックスの人だって実は、近現代以外の曲に詳しい人多いんですよ。でもわたしはそうじゃなかった。ロマン派も古典派も全然聴いてない、知らない、という状態を変えたかったです。 詳しくない音楽と自分を結び付けるなにかが欲しかったです。「あれはあの指揮者...

きみは「オーガストグリーン」というヒップホップグループを知っているか

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オーガストグリーンAugst Greeneというグループをご存知ですか。 いや、わたしも知らなかったですよ。 先日ケニーギャレット氏と共演しているのを聞くまで 知らなかったですから。 View this post on Instagram Paris was a blast. Merci beaucoup! ❤️🙏🏾 #augustgreene @karriemriggins1 @common @robertglasper @muhsinah @boombishop @djaktive @samorapinderhughes August Greene さん(@augustgreeneband)がシェアした投稿 - 2018年 9月月7日午前10時36分PDT だいたいあまり聞かないジャンルの音楽も、その道の大物の生の音聞くと思ってた感じと全然違いませんか? オーガストグリーンも全然大物だとは知らずに、むしろヒップホップだということさえ知らずに聴きに行ったのですが、「うわかっこいいなこの人たち!!」って思いましたもん。その道のつよい人たちの生音、聴きましょ。 こんな人にオーガストグリーンを聴いてほしい ヒップホップあまり知らないけど、ジャズは好き ノリのいい曲が好き うるさい音楽は苦手だ!でもおしゃれな音楽は好き オーガストグリーンのかっこいいと思ったところを挙げさせてください。みっつあります。  1.キーボードがおしゃれ おしゃれ。めちゃくちゃおしゃれです…。キーボーディストはロバートグラスパーRobert Glasper氏。全体の音の中にこのキーボードが入ることで、緊張感がうまく溶かされていくような感じ、しませんか。 View this post on Instagram Link in bio #coverroom @augustgreeneband @fallontonight @youtube #livinonaprayer #augustgreene August Gree...

日記

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本日は!本日は! パリ管弦楽団の今季最初のコンサートを聴きにきております☺️ たくさん一気に買ったので、今季自分が行くつもりのパリ管のチケットが全部ここにあります…ノベルティももらいました…!狂気…! 久しぶりにパリ管の音を浴びられてよきでした…ホルンかっこよかった…!しあわせ… pic.twitter.com/l1a1JS0qJc — オーノサエ🎷💮🐧🦊📷 (@sae_ono) 2018年9月12日 パリ管の演奏会でした。久しぶりにすきな音を浴びてしあわせです。今年度はたくさんパリ管を聴きに出掛けたいです。なので、健康的に生きます。 今は演奏会へ足を運ぶことがただの趣味娯楽という感じで、加えてちょっとした意地もあったりして、純粋に音楽を楽しめていないんじゃないかとか、楽しんでいるだけで身になっていないんじゃないかとか、自分で自分を疑って自分が自分の疑いを晴らせないことが、すこし悔しくて、 あわよくばなにか心持ちをもっと純粋なものに変えたいというか、この摂取した生の音や無音を血肉にしたいという気持ちもあり、ただ、そんな、簡単に盗めるものなどここにはないのではないかとか、一度耳に入れたくらいでは消化しきれないだろうとか、ああ、何を言っているのでしょうか、一生こうやってもがくのかもしれません、でもこんなすてきな音に悩まされるならわたしはくだらない思考を量産し続ける脳みそを持っていてよかったです。おやすみなさい。

オペラ・ガルニエは10€で観劇できるよ(一応)

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「オペラ・ガルニエに行きたい!」 「ガルニエでバレエとかオペラとか見てみたい!」 「でも一人じゃ不安だし、チケット高いし、どうすればいいかわからない…」 というあなたへ。 ガルニエなら10€(日本円でだいたい1400円くらい)でバレエなりオペラなりをやっている場所に潜入できます。 10€でチケットを買うにはどうすればいいのか?どうやって観劇できるのか?これを読めば大体大丈夫です。というか、「あ、なんだこれだけだったら別に読まなくても大丈夫だったわ…」と思われること間違いなしです。 行く前にやること 事前に演目をチェックします。 パリ国立オペラのホームページにカレンダーを見ましょう。 Opéra National de Paris 何もやっていない日に行っても、見学しかできません。 パリ国立オペラには劇場がオペラ・ガルニエとオペラ・バスティーユの二つの劇場があります。ふたつとも一緒に表示されます。 チェックすることリスト □場所(ガルニエか、バスティーユか) □開演時間 □演目 現在、ガルニエ宮ではバレエを、オペラ・バスティーユではオペラをやることが多いそうです。そうじゃないこともあります。 見たいものがあったときはチェックした時にそのままオンラインでチケットを買うのもよしです。高いけど、確実です。 この記事ではガルニエ宮の当日券の買い方を書きます 。ガルニエ宮の場合、当日券は10€で買えるので、安さはこれが圧倒的に安いです。 でも舞台は見づらいので、もしもしっかり見たい演目の場合は予約したほうがよいです 。 一応、服装のこと わたしが10€のチケットで行くときは、普段着で行くことが多いです(すみません)。でも気になりますよね、クラシックの演奏会に普段いかない方の一番の悩みどころは服装かもしれません。 ガルニエ宮は、高い席のお客さんや小さい女の子はとびきりおしゃれをしていることが多いです。でもスニーカーだからと言って追い返されることはありません。もし普段着ではちょっと…と思われる場合は、きれいめなお洋服をお召しになるのがよいと思います。 チケット売り場への道順 地下鉄Opera駅で降りる場合 [1.Place de l'Opera]の出口を出て振り返るとオペラ・ガルニエが見えます。...

脳みそが憂鬱に支配されたときにやること(β)

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9月10日時点で突発的に襲われたささやかなゆううつへの対処方法について書きます。これが最高の対処法だとは思っていないのですが、でもぐるぐる憂鬱に捕らわれたときに抜け出すための手段のひとつとして、書き残しておきます。 こんな思考のとき もうだめだ なにをやってもだめだ つらい 生きてる価値がない 生きているだけでなにもかもを無駄にしている タスクを消費しなければいけないのに山積みになったまま他のことをやってしまうなんて 死にたい こんなに恵まれているのに死にたいとか思っちゃだめだ 対処法(β) step1 思考を書き出す(例:上記) 瞑想をする 良い音楽を「意識を集中させて」聴く。ながらではない。集中する。 踊る またはヘドバンをする あいことばを処方する →「仕方ない」「よくあること」「大丈夫」「生きてるだけで偉い」 step2 誰かと会話するか、気軽に連絡していい相手に連絡をするなどする(相手がいれば) 単純なことを真剣に点検する □トイレに行きたくないか? □お風呂に入りたくないか? □ご飯を食べたくないか? □おやつを食べたくないか?  など、もしあれば対処する タスクを書き出し、手が付けられそうなことをやってみる なんでもいいので、集中できそうなことをやる (楽器の練習とかであれば、テンポを落として無意識でもできるくらい単純なものに取り組む、無心でやる、集中する) step3 そのまま手を動かすことだけに集中する どうなったら解決か ネガティブな感情の支配を抜け出した時 これはネガティブな感情の支配を抜け出しただけで根本的な解決には至っていないのではないか?という疑問が浮かんだ時のあいことば 解決してないかもしれないけど死ななかったことだけは偉い 調子が悪いときは調子を戻すことだけに集中すればよい 調子がいい時にひとつコマをすすめるくらいの気持ちでいこう 大切なこと 責めない、焦らない、自己嫌悪しない。 出来たことを肯定する、本来の自分のペースを保つ、小さなことから褒める。 が大切です。たぶんですけど。 おわり!またね!

ケニーギャレット&オーガストグリーン@Jazz à la Villette 2018

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8月30日~9月9日まで、パリのラヴィレットで、ジャズアラヴィレットというフェスティバルが開かれていました。その会期中に行ったコンサートの話を。 9月6日はケニーギャレット氏を聴くために、シテドラミュージックへ行きました。開場前から長蛇の列。会場はスタンディングで、一部バルコニー席に座席はありましたが埋まっている状態。さすが、さすがです。 前半はモーゼスボイドエクソダスという、ドラマーのモーゼスボイド率いるによるセッションバンド。かろやかで、かっちりとしたドラム。ジャズが根本にあることはしっかり感じるのですが、もうすでにジャズではないような、ロックや、クラブミュージックのようなかっこよさがありました。心地よいけれど、突き動かされて踊りたくなるような。 こういうサウンドは以前からのは好きだったのですが、なるほどUKジャズ全体がこういう方向に走っていたのか、なんて思いました。 前半のグループが超かっこよかった…! Moses Boyd Exodusというお名前なのだそう。初見です。帰ったらちゃんと調べてみます。 ベースの代わりにチューバがいて、たぶんエフェクター通してるのかな、ベースみたいにぷんぷん吹いてて超かっこいいのです! 来てよかった!わたしもチューバ吹きたい…! pic.twitter.com/YkMaVrBN6Y — オーノサエ🎷💮🐧🦊📷 (@sae_ono) 2018年9月6日 チューバのテオン・クロス氏にとても衝撃を受けました。ずっしりと思い音なのにキレがよくて、かっこいいのです。チューバでこんな演奏ができるなんて。 後半は、オーガストグリーン。こちらはヒップホップのグループ。DJが盛り上げて、MCで煽って、空気を作っていく感じ、初体験です。会場の音や空気感っが重要なのはクラシックだけじゃなかったということ、まさかこんな場所で感じさせられるとは…一体感って、こんなふうに作られるのですね。 Hier soir, il s’est vraiment passé quelque chose d’incroyable à @jazzalavillette . Ce n’était pas prévu, mais @Augustgreenebnd ( @robertglasper , @common ...

些細な失敗を指摘されて死にたくなったときのトラブルシューティングの一例

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はじめに この記事はわたし個人の、 ほんの些細な 死にたさについて書いています。 わたしは専門家ではありません。 現在は数か月間にわたりうつを改善するためのお薬を飲んでいて、マイナス思考に振り回されることも減ってきました。ここに書いたことはそういう状況下で起こった思考の過程なので、参考になるかもしれないし、ならないかもしれません。 死にたさの内訳 小さな失敗を他人に注意され、自己嫌悪によって死にたくなった場合。 失敗のレベルが大したことはない小ささのはずなのに、自己嫌悪は相当な大きさとなって死にたいという状況。 まってくれ、そのくらいで死ぬな。生きろ。落ち着いてくれ。それはバグだ。 今回のケース 大家「また昨日寝るときに電気を消し忘れていましたね?忘れないようにしてください、お願いします」 サエ「すみませんでした」 サエの心の中での反応 (信頼を裏切ってしまった。死にたい…) (寝落ちしないように気を付けなければいけないのか、寝落ちはコントロールできないのに…死にたい…) バグを見つけよう サエの心の中での反応を見て、バーンズによる10つの認知のゆがみのなかから、当てはまっているものを考えよう。 当てはまるのは すべき思考 「失態によって大家を失望させてはいけない」 「寝落ちしないように気を付けなければいけないのか」 拡大解釈 「電気を消さずに寝たことを指摘されるなんて大失態だ、信用を失ったに違いない」 行き過ぎた一般化 「電気を消し忘れたから嫌われる、死にたい」 個人化 「失敗したのは自分のせいだから死にたい」 レッテル貼り 「わたしはダメなやつだ」 修正してみよう 拡大解釈「電気を消さずに寝たことを指摘されるなんて大失態だ、信用を失ったに違いない」を修正する 修正のあいことば 「失敗は失態ではない。そもそも失態とはなんなのか、電気を消し忘れたことは失態ではない」 「そもそも相手が勝手に信用しているだけなんだから、好きにさせよう」 「信用を1ptくらい失ったところで即刻家を追い出されるわけではない。落ち着こう」 すべき思考「失態によって大家を失望させてはいけない」を修正する 修正のあいことば 「誰にでも失敗はある」 「相手が失望しているのだとしても勝手に失望してるだけなんだか...

「好き」を発信する意味と、わたしの好きなもの

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9月1日から、 #100日チャレンジ というものを始めました。その名の通り、100日間、自分で決めたことに挑戦することです。 わたしのチャレンジは、 「すきなもの」を伝える発信をする 、です。 \ #100日チャレンジ 便乗します/ アカネさんの「100日間で変わった自分を自分へのクリスマスプレゼントに」という発想、すてきです…! (該当tweetはこのスレッドに) わたしがチャレンジしたいことは 🎁毎日「すきなもの」を伝える発信をする です。欲張って転びやすい時期なので1本でいきます🙌 https://t.co/USICZ4WD1h — オーノサエ🎷💮🐧📷 (@sae_ono) 2018年9月1日 たしか誰かに言われたことなのですが 「それを好きだと思った感性は自分のもの」 だと、わたしは思っています(自分で言ったのだろうか…)。 好きなものを発信することは、それだけでも、立派な発信です。 何かを好きだという主張とか、まだ熱の覚めていない感想って、強くありませんか。理由はわからないけれど、なにか強い力を感じるのです。 音楽を言葉で表現することはできないと思ってずっと逃げていたのですが、芸術に触れて感じたことを表現する手段として言葉はたぶん優れていて、本当に楽しんでいる人が発したリアルタイムの感想や、ただ好きだという主張に接するとき、そんな言葉にある種の強い力が宿っていることを思い知りませんか。 — オーノサエ🎷💮🐧📷 (@sae_ono) 2018年2月11日 それから、発信すること自体が、すきなものや、すきなひとへの応援になるかもしれない、と思って。 当たり前は人によって違うので、たとえ最新の流行モノじゃなくても、「あの人のこれはおもしろい!」と発信している人がいたら、それを見つけられる可能性はある。作者さんに声が届くうちに、作者さん自身や、その人を見過ごしてきた人に届くなら、公の場に感想を書くことだって意味のある発信、です。 — オーノサエ🎷💮🐧📷 (@sae_ono) 2018年8月28日 最近「いいと思ったら言おう」と決めた。はあちゅうさんが書いてた近い意見、前に読んでた。 "何もしない応援は、応援していないのと同じです。なので私は、ここぞ...

オルレアンに行かない?

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フランスのパリからちょっと足を延ばした場所にオルレアンという街があります。先日お友達と一緒に行ってきたのでその話を。 オルレアンをおすすめしたいかた パリに住んでいてちょっと日帰りでどこか遊びに行きたい人 パリに用事があるけれど観光地はすでにまわりきった感のある方(いないか…) パリに行くけど都会は苦手な方(あんまりいないか…)   ざっくり パリから近い場所だよ ジャンヌダルクのゆかりの地だよ 静かできれいな街だよ パリから近い オルレアンはパリからバスで2時間ほど。電車で1時間ほどの場所です。 近いので交通費もお値打ちです。電車で片道20€弱、ブラブラカーBlablacarという相乗りサービスでは片道10€前後です。 わたしたちはバスを予約しました。片道5€ほどです。わたしは寝坊してバスに乗れなかったので、急きょ行きだけブラブラカーで行きました。9.50€でした。 ジャンヌダルクの街です 街中がジャンヌダルク一色です。 1429年にイギリス軍に包囲されていたオルレアンを、フランス軍と共に解放に導いたのがジャンヌダルクです。そういうわけなのです。旗を持って馬に乗るモチーフ、けっこうあちこちで見られます。 ジャンヌダルクがわからなくても大丈夫です。わたしもジャンヌダルクの熱狂的なファンというわけではないです。 観光地化されていない感じ 決して田舎ではないのですが、都会でもありません。観光地化されていない感じ、特別観光客に媚びているわけではない感じ、よいです。 たぶん一番の見どころポイントであろうサントクロワ大聖堂ですら、観光地っぽい飾り気はないです。パリだとお土産物売り場と化があったりするけれど、そういうのもないです。ちょっとほっとします。 静かな街  パリのように活気があってせわしない街と比べると、とにかく静かで居心地が良いです。ぼーっとしているだけでも落ち着きます。 わたしたちが行ったのが月曜日だったので、お店も美術館も博物館もあちこち閉まっていてました。もしかして、週末に行ったらにぎやかなのかな…。 やり残したこと タルトタタンというりんごケーキ発祥の地がオルレアンの近くだったので、食べたかったのですが見つけたれなか...

夜の噴水ショーを見に行こうぜ

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ヴェルサイユ宮殿には広いお庭があって、毎年夏、土曜日に夜の噴水ショーをやっているのです。 花火もあるよ! これ、お友達に誘われて行ってきました。 夜の噴水ショー | Château de Versailles Spectacles さて、わたしとお友達は午後に宮殿の見学を終えました。その後晩ごはんを軽く食べ、20時ごろに再びベルサイユ宮殿に戻ってきました。 20時でもまだ明るいです お城の敷地に入って、左斜め前に進むと、庭園の入り口のに着きます。ここに入場券の購入窓口があり、ショーのチケットはここで購入できます。 ちなみにインターネットでも購入出来て、わたしはお友達が購入してくれたもので入場しました。インターネットのほうが若干安い上に、チケット売り場は行列ができているので、購入していくのが吉、です。 ひとがすごい 入場すると地図が置いてあります。スタッフさんも配っています。 もらっておきましょう。噴水ショーと書きましたが、 噴水は庭の中に大量にあります 。 庭園の地図 花火をやるのは22:50ごろ。それまで何をするのかというと、この地図を手に庭園内の噴水を見て回るのです。 庭園はとても広くて、まるで迷路です。全部回るのはたぶんとっても大変です。なので、1時間~1時間半で回れるおすすめのルートが2種類、地図に書いてあります。 案内に従って進むと、突然噴水が現れます。これをひたすら繰り返すのです。楽しい。 そうそう、庭園の中ではずっとバロックが爆音で流れています。場所によっては音楽に合わせて噴水を動かしたりしているみたいです。噴水じゃなくて火のところもありました。 C'était hier que j'y suis allée ⛲️ #ChateauDeVersailles pic.twitter.com/HAiddNU5oA — オーノサエ🎷💮🐧📷 (@sae_ono) 2018年9月2日 庭園のずっと奥に入っていった頃には真っ暗になり、もう自分がどこを歩いているのかさっぱり分からなくなりました。地図を見ながらお友達に「ここってこの噴水じゃない?」と聞いたら、「それはもう通り過ぎてきた…」と訂正されるなどして恥ずかしかったので、も...

「音楽は会話」という件

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「音楽は会話」というけれど、本当にそうだと思う。 会話は相手がいて成立する。相手の言っていることに対して自分が返したり、自分の言っていることに対して相手の返答を待ったりする。相手の主張をくみ取らなければ、会話は成立しない。 言葉だけではなく、テンポよく相槌を打つことも、相手の顔を見るといった姿勢もまた大切だ。  先日アビシャイ・コーエン・トリオのライブに足を運んだ。前から知っているアーティストではあったものの、実際に生で演奏を聴くのは初めてだった。 すごいと思ったことは、アビシャイ・コーエン氏の体の中で音楽が完成していること。それぞれの楽器が、音楽を完成させるために上手く役割を果たしていること。 完成する音楽の形をくみ取って、相槌を打つように伴奏を弾く。タイミング良く自分を主張する。お互いに顔を見て、笑ったり動いたりしながら演奏する。会話そのものだった。 わたしは「ドラムがいる編成ではドラムが主導権を握ってしまうものだ」という思い込みを持っていたけれど、その思い込みはこの日崩れた。 ドラムは主張しつつも寄り添っていて、ピアノとベースで作られた音楽を広げることに重きを置いているかのようだった。かっこよかった。 音楽は会話だというけれど、会話を円滑に進めるにもコツややり方がある。 アンサンブルがうまくいかないときはある。そんなときは、会話のどんな要素が足りないのか考えたい。